年末片づけ⑱実家の「寒さ」を言葉にしよう


突然ですが,実家が寒いと感じる方はいらっしゃいませんか。

先日,私は久しぶりに日帰りで帰省しました。
12月とは思えないぽかぽか陽気の日でした。
しかし,実家につくと寒いのです。

築30-40年の木造一戸建なので,東京のマンションに比べると断熱効果が低いのです。
トイレはさらに2度ぐらい低く感じました。

仕事で建築業者さんの話を色々聞く機会があります。それによると,
断熱工事をすると建築費が上がることと,日本では断熱の法律が他の寒い先進国よりゆるいということから,古い家は特に寒くなってしまう構造になっているのだそうです。

私の実家は,首都圏でも比較的温暖な地域にあるため,東京よりも寒くないし,多少寒いと思っても,冬ってこういうものという思いこみがあるようです。

高齢になってからの冬の寒さや,安全にどのような暖房をどのように使うかは,大問題です。

今すぐリフォームできなくても,古い家は電気プラグが少なく,暖房器具がたこ足配線になりがちです。つまずかない配慮も必要です。

寒さが身にこたえるということを言語化していくことは,その後の暮らし方を考えるきっかけの1つにはなります。

親御さんの納得はしてもらえなくても,重要なポイントです。

ぜひ暮らし方全般について季節の会話ができるといいですね。

片付きますように。渡部亜矢