年末片づけ⑬モノを持つ責任を考えよう

犬や猫をペットショップで買った場合,「買う」から「飼う」に変わります。

飼っている人は最後まで面倒を見る責任が生じます。

同じようにモノを買ったら,最後まで責任をもつことがこれからは必要ではないかと思います。

モノを買って使わないで家の中に放置すると言う事は,責任を放棄したことにもなるのです。

例えばカラーボックスを1000円で買ったとしても,何年かして処分したときに,大型ごみで処分費は東京だと600円程度かかりますから,費用だけで1600円ぐらいかかると考えましょう。

組み立てる手間,捨てる手間を考えればおそらく3000円ぐらいのコストがかかるわけです。

コストというのは,責任の一部ともいえるわけです。

そのほか,一番大きいなモノとといえば,家そのものでしょう。

購入したあと住む人がいなくても,近所迷惑をかけないように維持する必要がでてきます。

近年の放置された空き家問題まで考えると,大きすぎてイメージがつかない方も多いかもしれません。

とにもかくにもモノを持つことは責任が生じるということ,

そして,捨てたり処分したりするところまで,きちんと面倒をみる覚悟で購入する意識をもつことは,

大切です。

企業もモノを売る努力をするのが使命です。

最近は,SDGsで環境への配備もするようになりました。

しかし購入されたモノが,家の中に滞留しどうなっているかは,これまであまり関心が示されてきませんでした。

モノを持つ責任にもう少しコミットすれば,世の中の買いすぎ→散らかり問題は軽くなる可能性があると思っています。

消費者センターなどの講演で時々私はこの話をしていますが,

本当に大きな問題で書ききれません。

またブログアップしますね。

片付きますように。渡部亜矢