この2年のコロナ禍は,大変なことが多かったですね。
でも逆に,新しいライフスタイルや仕事の仕方が浸透することで,自分の価値観がはっきりしてきたということは言えると思います。
本シリーズ②でも書いたことと重なりますが,この2年間着なかった服,使わなかったモノは,思い切って手放すこともできるでしょう。
同じように,表面上の付き合いの知人,気の合わない親族など,会わなくてよい人と会わなくてすむというメリットもありました。
本当に必要な人とは,電話やzoomを活用して会っていたからです。
コロナ禍は必要な人・モノがクリアになった時代という側面もあるのです。
苦手な友人は本当の友人ではないですし,親であってもうまくいかないときは,実家の片づけの実践面をきょうだいに頼むなど,第三の方法を考えていく知恵を活用すればいいですね。
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片付けとは,
他人の軸に左右されないで自分で判断していくことが必要です。
不用なモノがいっぱい持ち続けるのは,その判断は当人であるがゆえに近すぎて客観的になれないから難しいのです。
この2年,どうだったか,年末に向けて整理してみてはどうでしょうか。
年末という期限を1か月ぐらい設けてみると,さらに精度がアップします。
コロナが収まった1か月,会わなかった人,使わなかったモノは,コロナ禍も,コロナが明けても必要がないということがはっきりしたわけです。
悩むことなくうまく距離をとり,とらわれることもなく,捨てさることもできるかもしれませんね。
こんがらかった人付き合いも,部屋のモノも,少しずつ自分の手に取り戻す糸口になるかもしれません。
ちなみに私の場合は,最近,コントロールしようとしてくる人から,そうっと距離をおくことができるようになりました。
付き合わなくていいモノや人とは,付き合わないほうがすっきりするということを実感しているところです。
年末を,苦手な人やモノから遠ざかるチャンスにしていきましょう。
とても深い話なので,このトピックについては,また後日アップしていきたいと思います。
片づきますように(渡部亜矢)。