1 とにかく片づけておこう
在宅ワークが世の中のスタンダートになりました。
仕事効率がはかどる≒整った環境がある という意味で、片づけが注目されています。
今、価値観がまったく違う軸へと動いています。
「不要不急」なコト、モノをなくし、できるだけ命に近い基準で選んでいくスキルに変容しているのです。
新型コロナは、元気でも、知らないうちに感染している可能性があります。
他の人にうつさないのが標準です。
感染がはっきりしても、すぐに入院できなかったり、軽症者受け入れのホテルがいっぱいだったりするかもしれないですね。
自宅療養が許されることも考えられます。
病院から帰宅してフラフラな状態で、モノにつまずく危険もあります。
家の中はかたづけておいたほうがいいでしょう。
2 「不要不急をなくす」がスタンダードに
家の中に散らかっているもののかなりのものが、コロナ時代では、不要不急グッズであるという気づきに直面しています。
昨日は、スーツケース1個分の荷物で、ホテルで暮らす荷物について書きました。
その「地続き」として、「不要不急」をキーワードに、部屋の片づけをもういちどみなおしてみましょう。
家のなかでは、優先順位をつけるのが苦手な方も、もっていけるものがスーツケース1つ分だと思えば、案外、取捨選択しやすくなります。
オンラインで代用されている学校の授業、テレワークでなくなった通勤時間も、朝のリアル会議のような会社のルーティンワークも、実は不要不急だったという事実と私達は向き合っています。
いろいろな変化を受け入れることから行動変容が始まっています。
3 自分スタンダートでモノやコトを選ぶ
~大切なことがクリアに見える時代~
逆に不要不急というキーワードのうらで、大切なもの、必要ななことが見えてきました。
発熱してから、荷物をまとめたり片付けるのはたいへんです。
余裕のあるうちに、しておくのが理想です。
入院やホテル暮らしとなったら、子どもやペットの世話は誰に頼むかも、決めておくのも必要です。
そして、実家に電話して、入院用セットをつくった、部屋を片付けたという話をしてみてください。
親御さんの刺激になると思います。
不要不急グッズを棚卸して、捨てる、使い切るなどしていきましょう。
でも本当に大切なのは、コロナにかかわらず、「自分スタンダート」でモノやコトを選ぶということです。
元気な高齢者に一番大切なのは、ひきこもるよりも、安全に運動する方向は選択肢となりますね。
これまでいかにたくさんの買い物をしていたのかも確認できるかもしれません。
本当に大切な人が誰で、その人を守るために何ができるのかも見えてきました。
やることはたくさんありそうですね。
もともと、実家片づけ整理協会では、キレイな収納ワザよりも命に近い、健康スタンダードな片づけ方をお伝えしていました。
この時代に、中身がますます集約されつつあります。
ポジティブに考えれば、いままで当たり前にしていた日常の中に埋もれていて、見えていなかったもの、大切なこと、必要なことがクリアに浮かんできています。
この瞬間も、支えてくださっている皆様、医療関係者に感謝します。
コロナも自宅も片付きますように。渡部亜矢
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