新型コロナウイルス感染による緊急事態宣言がでてから、家にこもることになりました。
家時間がふえている今、こんなときだからこそ、ぜひ、本の整理にとりくんでみましょう。
1 収納ではなく、読みたい順に並べる
本好きな人は、本の整理ができないということ以前に、読みたい本を読む時間がないことにいらいらします。
これまで積ん読状態から脱するチャンスです。
私のようにもともと人見知り系で、家にいることが苦にならないタイプで、しかも正々堂々とこもって本が読める環境というのは、ポジティブなフェーズとも言えるのですから。
さて、本の整理は、もちろん色別とかサイズ別とか、いろんな並べ方・収納法がありますね。
私が読書好きな人におすすめしているのは、読みたい順に並べる方法です。
収納という考え方とちょっと違います。
書評にでていたからとか、仕事で読みたくないけど必要、というものもあるかもしれませんが、
そういった価値観はいったんおいておいて、自分ファーストな本棚にしてほしいと思います。
自分の読みたいものにこだわって並べて、そしてゆっくり読むことは、自分をいやすことなりますね。
コロナをきっかけに、自分の価値観、優先順位づけを、本の整理を通してしてみてください。
(詳しくは「片づけの基本」に書きました)
2 電子ブックに馴染む
新刊が読みたいという方は、あいにく、多くの図書館や書店も、緊急事態宣言で休みにはいっているところが多く、残念んに思っている方も多いかもしれません。
これを機会に、Kindleなどの電子ブックに慣れるのもおすすめです。
私はいまほとんどの本をKindleで読んでいます。慣れると、すごく楽です。
iPadとスマホとPCから検索もできて、本の整理もしなくてすみます。
わからない単語はすぐに調べることができます。そして
読みたいと思ったらすぐに購入して、1分後には読むことができます。
なんといっても、外出するリスクを減らせます。
家にいる状態で新刊が読める電子ブックは、なかなかいいです。
私達はコロナの危機で、テレビ会議にすぐに馴染むことができるのですから、
電子ブックもすぐに慣れる方が多いと思います。
AmazonのPrimeに入っている方は、Kindle Unlimited で相当読めます。
そう入ってもやっぱり紙という方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん紙の本のよさは、もと出版社で編集をしていたこともあるので、とてもわかります。
電子ブックには紙の手触りのような質感はありません。
けれども、文字の大きさ、画面の明るさなどを自分でカスタマイズできます。
著者や出版社でなく読む側で決められるのです。
これはこれで面白いなあと思っています。
さらに聴く本(Audbile)も試してみるのもいいでしょう。
図表やイラストの多い本には向きませんが、ラジオのように聴きながら家事ができます。
既存の紙の本とは別モノとして、臨機応変に取り入れることで、新しい世界が広がると思います。
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若干前に書いたものですが、下記コラムもご参考にしてください。
【Q&A13】本だけは捨てられません。片づける方法はありますか?
【Q&A40】捨てられない!困った男親の収集癖・本や雑誌で床が抜けそうです。
医療関係者、生活を支えてくださる方に感謝します。
コロナも部屋も、片付きますように。渡部亜矢