心もスッキリ!1ヶ月片づけ 緊急事態宣言「家時間」充実プロジェクト2日目のワークは、
「カーテンを洗う」です。
お天気がよければ、ぜひやってみてください。
年末に一度洗った方も、ぜひ。
ゴールデンウイーク前後は気候がよいので、乾きやすく、
この時期に飛び回る花粉も落ちます。一石二鳥です。
カーテンは、部屋の占める面積の割合も多いので、常に目に入るものです。
人間の五感のなかでも、視覚に感じる部分が非常に大きいですよね。
洗濯機に放り込んで洗濯するだけで、清潔感とすっきり感が味わえるという大きなメリットがあります。
白いレースカーテンは、台所用の漂白剤につけておくと、漂白だけでなく、消毒もできます。
さて、このコラムは、片付けのコツじゃないの?と思ったひとがいるかもしれませんが、
本当のミッションはここから先です。
カーテンを洗いながら、窓までの床の動線を確認してください。
新型コロナ対策の買い置き商品、例えば缶詰、ティッシュペーパーなどを床置きして、窓までの動線をふさいでないか、確認してください。
万が一、地震や火事でもすぐに逃げられなくなります。
実は、散らかっているお宅の共通点に、「窓を開ける習慣がない」というものがあります。
たいてい、窓まで辿り着けないほど買ったもののが床置きしたり、ダンボールが積み上がっていたりすることが多いのです。
タンスや棚をどんどん買い足しして、窓を塞ぎ、日当たりが悪くなっていたりすることがあります。
出窓などにも、ところせましと、細かいモノがいっぱい置いてあって、何年も雨戸を開けていない場合もあります。
ぜひ、窓をあけて、動線を確認してみてください。
これを機会に、不要なものがあれば、窓を塞がないところに移動させたり、大型ごみに出すことも検討してください。
動線を確認したら、窓そのものを、よく観察してみてください。
たいてい、カーテンをはずすと、窓の汚れが気になるはずです。
ちょっとでも気になったら、完璧でなくてもいいので、窓拭きをしてみてください。
基本は水拭き+乾拭きで、およそ9割ぐらいはきれいになります。
(スクイジーを使うなどのワザは、片づけ掃除アドバイザー講座等でお伝えしています。)
窓がきれいになれば、部屋の中にきれいな空気がはいり、気分も安定してきます。
家で過ごす時間が圧倒的に多くなった今、朝起きたら、カーテンをあけて空気の入れ替えをする習慣を身につけると、生活にメリハリも出てくるでしょう。
新型コロナを防ぐには、換気は三密のひとつです。
一人暮らしであっても、家族ぐらしであっても、もちろん平常時でも、空気を入れ替えてリフレッシュするのは、お部屋暮らしでは重要です。
新型コロナ感染に関わる緊急事態宣言は、はじめて直面する歴史的な場面です。
是非一緒に、新しい習慣をみにつけていけるといいですね。
最前線の専門家、支えてくださっている皆様に感謝します。
部屋も新型コロナも、片付きますように。
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▼写真は、片づけ掃除アドバイザーによる、シルバー人材センターの研修講座での窓拭き実習です。