ここ数年、片づけばやりだ。
断捨離から始まって、いろいろな片づけの方法が紹介され、最近はとうとう究極にモノを持たないミニマリストまで。
もともと片づけ大好きでしょっちゅう片付けている私だが、ここ数年気になっているのは、
死んだら、私の残したモノだれが片づけて(捨てて)くれるの?ってことである。
いくら片付けててもやっぱり多かれ少なかれモノは残るはず。
九州男児長男の夫に頼むのはまず無理!
個人的意見だが、九州男児長男は日本で一番家事力が低い男子だ。(理由は大事にされすぎて育っているため)
そもそも私より長生きするかどうかもわからないし。
子どものいない私たちは自力で片づけるしかない。
あ、でも自分たちより先であろう親・・・・どーする? かなりのため込みっぷりなんだけど。
しかもあの家売れそうもないよ?
そんなとき、気になる本を目にした。
『カツオが磯野家を片づける日』。
カツオといえば、サザエさんのちゃっかり弟である。そんな抜け目ないカツオが、
割に合わない実家の片づけなんてする? 長男だから?
などど思いつつも、読まずにそのまま時は流れ数か月。
ひょんなことから実家片づけ整理協会という、まさにこれからだれでも頭を悩ますことをいろいろ指南してくれるところがあるらしいと知り、思い立ったが吉日とばかりにさっそく講座も受講。
勢いで実家片づけアドバイザーになりました。
そこで、気になりつつほっておいた先の本と再会。なあんだ渡部先生のご本だったのね。
読んで納得。カツオのような、損な役回りから一番に逃げそうな人でもやらざるを得ないのが、実家の片づけ。
不思議なもので、だれかやってくれんじゃない?って思ってる人になぜか回ってくる役回りのようだ。
他人ごとではなく、自分の片づけの前に実家の片づけが待ち構えているのである。
実は、私は母が他界した20年前にプチ実家の片づけ+実家のリフォーム+父親の家事訓練を経験している。
あのとき、実家片づけ整理協会があったらもっとうまくやってたのにと思う事多々である。
それでも悪戦苦闘しながらやったことが、どうやらアドバイザーとして活かせそうだ。
新米アドバイザーとして誰かのお役に立てればこれ幸いである。
実家片づけアドバイザー 安田直美
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