片付けられない人が減らない本当の理由と対策

あなたは不思議だと思いませんか。
片づけ本が次から次へと出ているのに、なぜ、片づかない人が減らないのか?
それどころか、片付けができないという人が、増えているような気さえします。
次から次へと新しいマニュアルが、巷に流れることで、「自分はこんなこともできていない」「これはやったほうがいいのだろうか」といった不安をあおられていることで、片づけができないといいう人が表面化した時代ともいえるでしょう。

片付けられない人が減らない本当の理由の大きな1つは、「すべてを機械や他人任せにできない」ということに尽きるのではないでしょうか。
家庭内では、ひとりひとり家族構成も間取りも持ち物も、ライフスタイルも違います。
ですから、片づけは、100%マニュアル化できない、最後の「砦」みたいなものです。
どんなに人工知能が進んでも、機械や他人任せにできない、家庭内で誰かがしなければいけないことである部分が残る、ということです。
そして、心地よく暮らしたい、リフォームしたい、掃除業者を入れたい、相続をしたい、介護をしたい、家を売りたい・・何にしても、片づかないことには始まりません。
何かを外注(アウトソーシング)したり、始めようと思っても、本当に自分たちが家庭内でやりたいことをしたくても、まずは片づけなければできないことばかりです。

そうはいっても、ちょっとした面倒くさいことに、多くの人はつまずいて、片づかなくなることが多いですね。
やる気があっても、忙しかったり、体力が落ちたり・・・。
片づけは、どうしても手作業的な家事が多いため、ちょっとしたことが「段差」となり、散らかりやリバウンドにつながります。

年齢が進んだり、疲れていると、いままでできたことがおっくうになることもありますので、そこは素直に面倒になったと思って、あきらめずに、ちょっとした工夫を重ねていく気持ちになっていくといいと思います。

PDCAのチェックと修正を繰り返して、片づけていけば、そんなに極端な散らかりにはなりません。
加齢とともに100%防ぐことができなくても、きっと快適な生活に近づいていきます。

わたしは「高齢になっても困らない、疲れていても楽な片づけとはなにか?」というのを追究するのを、ライフワークの一つとしています。

ダイエットができない方は、そもそもの原因である、嫌いなトレーニングをしたり、嫌いな野菜を食べることが苦手な事が多いのです。
いくらダイエット効果があるといっても、そもそも苦手なことをしようとしても、続くはずがありません。

片づけも同じで、わかっているけどできないのは、嫌いだったり苦手だったりする片づけ方や収納法を無理してやろうとしている場合が多いのです。
そもそもできないことをやろうとしているのですが、1日でリバウンドしてしまいます。
そこをよくよくわかって、できることや片づく方法を、本や雑誌の方法をそのまままねるのでなく、家庭内にあてはめていく必要があります。
それば段差を取り除く、障壁をとる、工夫を重ねる、ということにつながります。

片付けられないのは、自分では苦手な「手作業」が多いからで、対策は、「自動的に片づくように工夫を重ねること」です。
理論と感情が一致して、はじめて習慣化するといえるでしょう。

お片づけは、なにをするにも基礎となります。

HPでは、最大公約的に、「こうしたらいいのではないか?」「こういうちょっとしたクフをしたらいいのではないか?」ということをお伝えしてます。
個別の効率的な方法としては、片づけサービスなどもありますが、その方にあわせて、最短で片づけに悩まない方法をみつけられるようご提案しております。

少しでもお役に立てば幸いです。
片づきますように。(渡部亜矢

■実家片づけアドバイザー認定講座

  

■効率よく片づけたい方・片付けが苦手な方に 片づけサービス 2時間~
【期間限定】 A4ジャストサイズ書類が2000枚収納できる ホワイトボックスプレゼント中

親の家・実家の片づけ|目次まとめ 

■片づけ整理ロジック・実家・収納
■Q&A 親の家の片づけお悩み解決
■空き家・社会のトピック
■キッチン収納     ■リビング収納    ■服・クローゼット収納
■お金の片づけ・相続   ■ 防災につながる片づけ
■家庭の書類整理・ファイリング
■物の持ち方・手放し方
■コミュニケーション・モチベーション
■高齢者・ゴミ屋敷化    ■子ども部屋・プリント
■セミナー講座情報   ■メディア掲載  ■片づかない話
■講師・アドバイザーの仕事術
■片づけ実践 before→after