わが実家の母は、それなりに生前整理もがんばっています。
それでも、最初に片づけのアクションをこちらから起こし始めて、足掛け10年ぐらいたっているようような気がします。
どこそこが痛いといいながらも元気ですし、感謝はしなければいけないとはわかっているのです。
でも、こんなものを「あげる」といわれると、さすがにムッとすることがあります。
そんなベスト1をご紹介します。
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5年以上前のことですが、久しぶに実家に帰った時の話です。
透明の手提げ型のプラスティックケースにはいった、20本以上のホットカーラーのセットを、母が私に、「使えるからあげる」というので困りました。
置くだけでカラーボックス1段分のスペースを余裕で使いそうな、大きな大きなセットものです。
しかも、カーラーの色はレトロなショッキングピンク。
電気を入れて巻いたら、やけどするか、アフロヘアになるか、どっちかだ!
母も自分でこんなもの買うはずないので、20年以上たっているもらいものだと、とっさに
思わせる、代物でした。
(上記はイメージ写真ですが、こういうことをしている時間も苦手です)
ご存知の通り、私の髪は、針金のような直毛です。
あっけにとられて、
「娘をサザエさんにする気なの?」
と言ったら、逆に母に、
「感じが悪い子だねえ。いい物なのに」といわれてしまいました。
はい、感じがいい子にはなれず、
「いい物なら、自分で使えばいいじゃん」と反論してしまいました。
今思うと、カーラーはそれなりに高級品だったのかもしれず、捨てるのにはしのびなかったのでしょう。
粗大ごみに出そうとして、お金がかかったのかもしれません。
今思うと笑える話ですしそれなりにうまくかわせると思うのですが、
当時の私は余裕がなく、
「いつになったら娘の趣味や生活パターンを理解してくれるんだろう」と、逆に怒っていました。
しかも、数年後にこんなブログを書いているなんて。
せめて写真をとっておけばよかったと思います。
思い返せば、笑える、こんな話は、結構あります。
実家の片づけ進行中の、講座にいらっしゃるみなさんとしゃべると、随分楽になります。
片づくヒントもみつかります。
どうぞ怒りが笑いに変わりますように。(渡部亜矢)
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