弟発信、父経由での両親の『終活家族会議』が
行われた。
私としては一抹の不安が・・・。
恐らく、実家片づけのことなどを何も関心が
なかろう弟がいきなり、遺産について切り込んで
くるんだろう・・・まさに、いきなり聞いてはいけない
ことをやっぱり聞いてしまいました!
「預金いくらあるの?」
「取引銀行は?」
とか・・・
あぁ、これはダメだ。
きっとこの会議は物別れになってしまう
とヒヤヒヤしましたが思いのほか話は進展し
父親からは
・保険金の額
・取引銀行
は、聞けました。勿論残高は明かしはしませんでしたが。
私からは
・実家そのものをどうしたいか(残したいかどうか)
・介護が必要になった場合どうしたいか(施設に入りたいか)
・介護が必要になった場合、子供側からどうしたいか希望(状況によっては施設に入ってもらいたい)
・一人になった場合の老後生活はどうするのか(一人で住むのか、子供と同居するのか)
を聞き取りました。
ここでは遠慮なしで、子供側の要望もはっきり伝えました。
それもこれまでの意識的は親とのコミュニケーションがあったがこそ、
だとは思いますが両親はちゃんと聞いてくれました。
特にモノを処分する際に発生する費用についてあえて少し多めに金額を
提示しました。
モノの処分にお金を払う、という感覚がない『もったいない』世代はかなり
驚いていましたが、最終的に処分費用がかかるとしてもミニマムを目指そう
ということで、片づけにさらに前向きになったようです。
第一回の終活会議は和やかな雰囲気の中で終わりました。