会話よりも前にするべき大事なことの1つに、ウオッチング、つまり観察することです。
見守るというよりも、きちんとチェックするという感じです。
チェックというとなんだか監視しているみたいですが、見守るというよりは客観視する「目力」が必要なのです。
基本は次の3つのチェックです。
・増えた薬はないか(健康状態チェック)
・やりっぱなし、置きっぱなしの物がふえていないか(気力のチェック)
・食品の賞味期限切れがふえていないか(食事のチェック)
親を客観視することは、案外難しいのです。
なぜなら、親は、子どもたちが帰省するといったら、すごくはりきって、あれこれ孫や子どもたちの世話をやこうとし、一番元気な自分を見せようとする場合もあるからです。
実際に、本当に元気になる親もいらっしゃいます。
あなたが見ている親は、一番元気な親かもしれないからです。
なぜなら、親は、子どもたちが帰省するといったら、すごくはりきって、あれこれ孫や子どもたちの世話をやこうとし、一番元気な自分を見せようとする場合もあるからです。
実際に、本当に元気になる親もいらっしゃいます。
あなたが見ている親は、一番元気な親かもしれないからです。
ちょっとした変化があれば、
「これなあに?」
「これはいつ買ったの?」
「これおいしかった?」
などと聞いてみると、失敗がありません。
もちろん、
「戦後は、こんな便利な物なかくて、たいへんだったね」と尋ねるのもいいでしょう。
そうすれば、それに続く、片づけのコミュニケーションがとれてきます。
このひとことを言えば、サクサクかたづくという簡単なことばは、実家の片づけにはほぼあり得ません。
それは、勉強をしない子どもに向かって、このひとことで勉強する魔法のワードがないのと、同じなのです。
語り掛けは、行動とセットでなければ、効果はないのです。
片づけながら、片づけに関してして会話をしていくことが、一番簡単なアクションです。
どうぞコミュニケーションをとって実家が片付きますように。
実家片づけ整理協会 渡部亜矢