片づけでよく出てくる「現金」。意外な出現パターン 

実家や自宅に共通してみられる、片づけていてよく遭遇する、意外な物があります。

それは、「現金」です。

片づけていて出てくる3つのパターンをご紹介します。

部屋のあちこちに

よくあるのが、お部屋のあちこちから小銭が出てくるケースです。

10万円貯まる貯金箱がブームの時に、はまった方は、要注意です。]

 

あとで貯金箱に入れようと、小銭を棚やタンスの上などにちょい置きするようなのです。

また、貯金箱そのものを奥にしまい込んで、3万円ぐらいたまったところで、貯金箱が物に紛れて存在すら忘れてしまうケースもありました。

 

 

貯金箱を活用して貯蓄をするのなら、部屋の目立つところに置いたほうがいいですね。
こまごまとしたものが周りにあって、物にうもれてしまったのでした。

もったいないです。

ただし、認知症などがすすみ、細かいお金を使わず、いつもお札を出しておつりをため込んでいる方もいらっしゃいます。

 

実家を片づけるときには、親御さんの異変に注意してくださいね。

タンス預金ならぬ「背広預金」

お子さん連れで帰省して実家を片づけた、ある40代の女性の話です。
お父様がお亡くなりになり数年経った今、やっと背広を3分の1、処分したそうです。
遺品整理の作業になりますので、それはそれでつらいご経験だったそうです。

 

また、ご本人が意外にも驚いたのは、なんと、合計数万円の「現金」が、服のあちこちのポケットから出てきたということだったそうです。

 

会社勤めの男性は、小銭やお札を、お財布に入れずに、背広の内ポケットや、お尻のポケットに無造作に入れていることが、意外に多いのです。

 

タンス預金ならぬ、「背広預金」です。

 

実は、現金というのは、意外に片づけているとでてくるアイテムなんです!

 

 

小銭もありましたが、たまに1万円札も出てくることがよくあります。

 

とくに男性は、女性のように、バッグを持つ習慣がない方が多いので、クリーニングに出すときのように、ポケットはすべて確認していく必要があります。

 

こういったことは、なかなか業者さんには頼みづらいので、いる服といらない服を仕分けするときに、自分たちでチェックしていかなければなりません。

 

お財布を忘れたときのために、定期入れやパスモなどのケースに、お金をいれたまま古い名刺入れや定期入れを処分しそうになった人もいらしゃいます。

 

遺品整理に限らず、かつてよく使っていたものは、中身を点検したほうがいいでしょう。

 

 

女性はバッグ

お財布を忘れたときが心配ということで、ハンドバッグの内側のポケットに、お札を直に入れている方が、女性に多いです。

 

 

かびのはえた革のバッグを捨てようとして、念のため内ポケットをあけてみたら、5000円札が出てきた方もいらっしゃいました。

 

 

若い方ですと、海外旅行のときに使ったディバッグや、パスポートをしまうポシェットなどに、ドルや現地の通貨が、はいったままになっているケースがあります。

すぐに次の海外旅行に行かない場合は、すっかり忘れてしまいます。

紙幣は両替するほか、御餞別として海外に行かれる方にお渡しする使い方もあります。

 

旅行の思い出としてとっておくのなら、記念写真といっしょに貼るなどして、きちんと保管しておきましょう。

 

 

両替できない小銭は写真にとって思い出としてのこし、ユニセフ外国コイン募金箱におくる方法もあります。

 

 

たかが小銭とあなどるのも、もったいない話です。

 

日頃から大切に保管できるといいですね。(実家片づけアドバイザー 渡部 亜矢)

 

 

 

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