最後は誰もが“おひとりさま”時代|実家の片づけ「新しいスタンダード」化

 東京では20年後、44%の方が一人暮らしに

あいかわらず、どのように片づけたらいいのかというご相談を受ける機会がよくあります。

自称「おひとりさま」という方からのご相談も、よくあります。

日経新聞によりますと、20年後には、東京では44%が一人暮らしという統計もあります。

核家族化も進んでいます。

とくに女性は平均寿命が長いですし、今は家族がいても、一人ぐらしの方は増え続けています。

さいごは誰もが“ひとり”

結局、最後は、人は亡くなるときはひとりだということを考えると、誰もが「おひとりさま」の時代とも言えるのではないでしょうか。

片づけ方も、若い・若くないは関係なく、おひとりさまとしての自分にとって、本当に必要なものを考えていくことが、これからもっと重要になっていくことでしょう。

 

続く片づけブーム   おひとりさまスタンダード時代

片づけは、日々のなかで、自分にとって大切な物やことを選んでいくセンスを磨く作業とも言えます。

 

ひとり暮らしを嘆く方も中にはいらっしゃいますが、逆にいえば、誰もがおひとりさまなのですから、はやいうちにひとりであることを幸運にも自覚されたということです。

 

日常の暮らしの中で、朝起きて何をするか、今日は何を食べるかを決める営みですので、そんなことからはじめらえるといいでしょう。

片づけを通して前向きになっていった方は、私自身も含め、数知れません。

そんな中でも、誰もがおひとりさまということで、片づけを進めるのも、モチベーションのひとつとなることには違いないですね。

 

実家の片づけの、これからのスタンダードになっていくことでしょう。

 

一緒にかたづけてまいりましょう。(渡部亜矢)

 

渡部亜矢