いちばんの困りものは、物ではなかった
なんでも使い捨ての世の中なのに、もったいなくて、捨てられませんね。
そのなかでも、ダントツで捨てられないのは、いただきものを捨てられないという方が多くいらっしゃいます。
捨てられた姿を想像して捨てられない方もいらっしゃいます。
ある方は、小さな物、おまけ、ストラップ、すべて自分の好みではないけれど、身の周りに置いていました。
その結果、こたつのまわりにはいろいろなものがごちゃごちゃに…。
でも、ずっと、捨てなくっちゃと悩んでいました。
家族に文句をいわれるのも、つらかったそうです。
超お気に入り、大事なものは、誰が見ても大事に飾ります。
どんな安物、がらくたでも、家族からみて、置いてあることに文句をいわれないようにするのです。そして、捨てなくっちゃという、「プレッシャー」を捨てます。
捨てないで乱雑に扱われるほうがかわいそうです。
なによりも、捨てなくっちゃと自分を責める気持ちが、自分をいじめていることになるのです。
ではどうすればいいのでしょうか。
捨てられない物は、すぐに捨てなくてもかまいませんので、一度ごみぶくろに詰めてみます。
一時保管にするのです。
多くの人は、見えない物の存在は、忘れてしまいます。
だいたい早い人で3日、たいてい半年もたてば、心が離れて、スムーズに手放すことができます。
それまで別に保管しておいてください。
一度ビニール袋にはいったモノは、たいていゴミに見えてきたりするものです。
あの高かったブランド服(肩パット入り)も、やはりごみでしかないと、子持ちの踏ん切りがつきます。
気軽に試してみてくださいね。
リサイクルは、結構、上級者向けです。
バザーはスケジュール管理と品質管理、物の売り方のノウハウが必要です。
かんたんそうにみえる、ネットオークションは、手続きにそれなりの手間暇がかかります。
ログインしている間に、「やっぱりもったいない」と思って撮って置く方もいるので、避けた方がいいでしょう。
寄付とかあげる方法があれば少しずつしてみくてください。
何よりも、買わないのが、一番簡単で、お財布にもやさしいと、そのうちに身をもってわかるでしょう。
片づきますように。
実家片づけ整理協会 渡部亜矢