ぬいぐるみや古い人形が捨てられません。
特にもらいものや、小さいころ買ったものなど、たくさんあります。
黄ばんだりホコリぽいものも多いです。
たぶんダニもいるだろうな思うようなぬいぐるみや、40年前のフランス人形もあります。
捨てるに捨てられません。片づけたいのですがふんぎりがつきません。
【A】捨てにくい物は、捨てること以外の方法を試してみる
人形やぬいぐるみは捨てにくいですね。
とくに、ぬいぐるみや人形のようにお顔のあるものは、手放すのに気持ちが入ってしまいます。
あたりまえのことです。
片づける=捨てることだと思う方が多いのですが、必ずしもイコールではないということを知りましょう。
なにかしらの儀式ぽいことをすると手放すのが楽になります。
手放す方法は主に3つあります。
1 二次使用してくれる方を探す
たとえば、バザーやリサイクルショップにだして、『売る』方法です。
ただ、使ったぬいぐるみや、古い人形は値段がつかないどころか、持ちこむ時間や交通費のほうがかかるケースもあります。
ヤフオクなども手間がかかりますし、バザーもめったにありませんから、管理するのがたいへんです。
「売る」のがたいへんなら、欲しい人を探して「無料であげる」方法があります。
ただし、あなたのいらない物は、他人にとってもいらないものである確率が高い可能性があります。
断るのが苦手な方に話をもっていくと、心理的負担をかけることになります。ほんとうに欲しい人に、無理強いせずに差しあげて、もらってくれてうれしいということを伝えるといいでしょう。
2 人形供養に出す
神社などでお焚きあげをしてくれるところや、送料など有料ですが郵送で供養を受け付けてくれるところがあります。
段ボールひとはこでいくら、という神社などもあります。
ぐぐってみてください。
3 一般のゴミに出す
物についてどう思うかというのは、すべて持っている人、つまり、こちら側の意識の問題です。
ですから、捨てられる人は一般ごみにだしてもかまわないのです。
抵抗があるようでしたら、顔を下に向けて、ありがとうと言って、ゴミ袋に入れるといいでしょう。
ゴミ袋は紙袋など見えないものにいったん入れてから二重にするといいでしょう。
写真をとってからごみにするのもいいでしょう。
ゴミに出すときは、地域の分別に従がってください。
目や服のボタンのプラスティック部分など、地域によっては分別しなければいけないかもしれませんので、一般ごみといいっても、注意してください。
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そのほか、写真のガラスケースにはいったものを頭上に飾っている場合は、地震などがくると危険という理由で、行き先を考えることもできます。
捨てるのがいやだったら、捨てずに手放す方法を考えましょう。逆に、とっておきたい人形やぬいぐるみがあるのなら、徹底的に手入れをし、大切にして、持ち続けてください。
ダニが付かないように虫干しをすると、なおいいでしょう。
大事なものは、きちんと大事に持ち続ける覚悟も必要なんですね。
どうぞ片付きますように。(渡部亜矢)