紙の書類整理はなぜ難しく感じるのか?
よく、紙の書類整理は難しいと相談されます。
紙の書類だけが散らかっている人、というのは、正直、いらっしゃいません。
服と小物類の散らかりと比例して、だいたい紙の書類も散らかります。
ただ、服は色や形のイメージの物体ですが、紙類には活字が書いてあるのが多いな違いです。
頭の中にあるものが、文字となって「見える化」しています。
だから、イメージでとらえる部分が少なく、物ではないような気がして、難しく感じる部分があるのです。
ワンクッション、考える時間が出てくるので、判断に時間がかかり、難しく感じるのです。
書類といった瞬間、片づけの難易度があがったような気がしてきます。
ですので、すべてをとっておく、という方が、すごく多いのです。
(書類の整理 ビフォー 写真)
意外にカンタン! 面倒な紙の書類の片づけ手順とは?
実は、しまい方に特別なことはありません。
DMだったり、領収書だったり、古い通販のカタログだったりと、いろいろあると思います。
継の3ステップで整理してみてください。
ステップ1 長期保存か短期保存かを判断
それぞれボックスをつくるといいでしょう。
領収書など、保存が必要なものは、領収書ボックス、
年金のお知らせや返信しなければければいけない書類は重要物して分ければ
手元に残る「長期保存」の書類は、案外、そんなに多くはないことでしょう。
ステップ2 すぐに返事をしなければいけない、短期保存ボックスに、同窓会の返信、振込用紙など、別にしておきましょう。
3日に1回見直しすれば、だいたいボックスはカラになってきます。
ステップ2 一時保管ボックスの活用
捨てられなかった紙物書類や、あとでゆっくりみたい通販のカタログなど、を入れます。
1か月~半年ぐらい開けなければ、そのまま処分してください。
捨てなくても、いざというときにその箱を調べればいいだけです。
この2ステップで手順は大丈夫なのですが、それでも迷う方にお勧めの方法があります。
梅雨だから処分しちゃおうという気持ちを利用して、手放す方法です。
紙類は湿気を含み、置いておくだけで重さが増します。
保存しておくとカビが生えたり、虫がついたりします。
梅雨という季節を利用して、DMやカタログは期限切れのものは迷わず捨てるきっかけにしちゃいましょう。
そのほかのテクニックもあります。
紙の書類は、写真にとって保存できるという、最大の利点があります。
スクラップした新聞記事などは、とくに湿気を含みますから、処分するメリットがおおきいですね。
写真なら、プリントアウトも簡単ですので、いつでも紙にできると思えば、片づけられます。
梅雨越えを防ぐためにも、写真でとって保存したら、使わなくても、大丈夫。
どんどん手放して、紙の書類の「梅雨越え保存」を減らしていきましょう。
紙の書類の片づけは、難しく考えてプールサイドで泳ぎ方を習うよりも、
まずは水の中にはいって、ばしゃばしゃしちゃいましょう!というコンセプトです。
手足を動かすときに、紙の書類の特徴をおさえていけるといいですね。
季節をいいわけに、意外とできる可能性があります。
ぜひ、いっしょに、紙の書類を片づけていきましょう。(渡部亜矢)
(書類アフター写真・すっきりしましたね。)
渡部亜矢