「洗剤のストック量と使う種類」反比例の法則|洗面所片づけ
朝起きてすぐに使う洗面所。
きれいにしておきたいですね。
実は洗面所って、お住まいの方の「ストック不安度」がよく現れるエリアです。
たとえば、大きいボトルのハンドソープがあれば、詰め替えのストックは1つあれば十分ですし、
少なくなってから買ったのでも、間にあいます。
ボトル容器のボディシャンプ―なら、400ミリリットルぐらいあるのですから、最後の1つを詰め替えた時点で買いにいっても、なくなるリミットまで猶予はひと月ぐらいあるかもしれません。
まったくあわてる必要はないのです。
でも、買い物にいくたびに、安いとつい条件反射的に買ってしまうケースもあります。
なくなったときに不安から、買ってしまうのです。
ごちゃごちゃにおいてあるので、ストックの量をつかんでいないのが大きな原因です。
しまい方が、不安をよんでいるのです。
洗剤もスプレーも、まったく使わないけれど、使えるものなので、処分できません。
さらに、種類が増えれば増えるだけ、把握できなくなります。
どれを使っているのか、わからなくなります。
こんなに洗剤やシャンプーやスプレー缶がいっぱいあるのに、
使っているのは2~3種類だけ、ということになってしまうのです。
ですから、洗面所の洗剤・シャンプー・スプレー缶などのストック量と、実際に使っている種類は、反比例なんです。
写真のように、ストックがたくさんあると、掃除がしづらくなります。
物をよけて拭き掃除をするのは、とっても面倒ですよね。
片づけの現場では、抗菌洗剤のストックの周りにほこりがたまっていて、なんのための抗菌洗剤だかわからない、笑うに笑えない状況にもよく出会います。
散らかった洗面所の抗菌洗剤は悲しいです。
ストックのスパイラルに陥ると、抵抗できなくなってしまいます。
ぜひ、洗剤やシャンプー、せっけん類のストックがたくさんある方は、一度、使う物とあまり使わない物のストックの数と種類の絞り込みをおすすめします。
在庫を「見える化」して把握することをおすすめします。
ストックを持っていない人のほうが、ストック品が「見える化」しているので、バリエーションに富んだ使い方をしているのが特徴です。
さらに、これから、地震も心配です。
洗面所は、お風呂上りなどにいる場所ですので、地震がくると、ちらかっている小物類で、むき出しの肌にあたり、怪我をする確率型かうなるのです。
化粧品のびんやドライヤーも、地震で飛ばないように、きちんとしまいましょう。
揺れると、あなたのほうへ飛んでくる可能性があります。
余計なものを増やさないように、片付ける前の、買い物の段階から、ストックを意識して買うのがポイントです。
節約もできて、経済的にもいいですね!
出ている物をなくし、ストックも適量にしていきましょう。
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実は、洗面所は、思い出の品がないエリア。
お手洗い同様、使うものしか基本的にはない場所なので、片づけの判断は、使うか使わないかに焦点を合わせることができます。
片づけ初心者さんにはお勧めのエリアなんです。
ぜひ、一緒に片づけていきましょう。
渡部亜矢
家庭の書類整理 片づけ専門セミナー