難しい・面倒くさいをなくす、紙の書類整理をラクにするロジックとは
家の中の紙の書類に悩んでいる人が多いですね。
とくにリビングに散らかってると、スッキリしません。
家の中にある紙の書類は、2秒で行き先を「判断」するのがおすすめです。
これまでは、3秒といっていましたが、たいがい大事なものは、一瞬で判断できます。
躊躇があるのは、あまり重要ではないということになります。
ですから、判断には2秒で十分というのが、ここ何年か片づけてきた結論です。
2秒以上時間をおいても、逆に判断するのが面倒になるからです。
片づかない最大の理由は、「先送り」。
先送りしてなにもいいことはありません。
ここでいう2秒というのは、「すぐ」「手にした瞬間」ということです。
短い時間で判断するのポイントですので、最初はもちろん2秒以上かかってもかまわないのです。
そのうちに、慣れてくると、だんだんと短くなるのです。
2秒で2歩あるくことです。
ワンツーのツーで判断します。
たとえば、行きつけのデパートから、ダイレクトメールがきたとします。
まず封を開けて、中身を出します。
クーポン券の期限が近いと「判断」すれば、その場でお財布にしまいましょう。
これが「短期保存」です。
近日中に使うことが決まっている物ですね。
すぐに返事をしなければいけない、PTAの返信、保険の書類なども含みます。
「しまう場所へのアクション」への流れをつくてしまうのです。
クーポン券が1年間有効で、とっておきたいと「判断」したら、「長期保存」。
次回行くときに、サッと出るように、ファイリングしておきましょう。
冷蔵庫にたとえると、使いたい時まで「冷蔵」しておいて、使うときにすぐに取り出せるよう、わかりやすく保存する必要があるものです。
そのほかのいらない文書は、すぐに捨ててしまうのがポイント。ゴミ箱のうえで作業するのもおすすめです。
長期保存には、こんなファイルボックスは、突っ込むだけでいいのでお勧めです。
そのほか、ざっくりした方法はいくつかあります。
随時、このブログに、最新の方法をお伝えしていきます。
さて、結論。
書類を手にしたら、あまり時間をおくことなく、2秒で長期保存か短期保存かを判断しちゃいましょう。
すると、収納場所がすぐに決まります。
収納場所も、2秒以上考えても、片付きません。
むしろ時間をおくと、判断するのが面倒になってきて、テーブルの上や、部屋のあちこちに停滞しがちになります。
長期で保管しておく場所は、きちんと決めておいたほうがいいので、ご自分にあったファイリングの方法を、日ごろからある程度形にしておきましょう。
即決したほうがラクな書類整理。苦手な人ほど2秒で判断しましょう。
ぜひ書類整理と仲よしになって、一緒に片付けていきましょう。
一般社団法人実家片づけ整理協会
渡部亜矢
家庭の書類整理 片づけ専門セミナー
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