【Q&A実家の片づけ19】きれい好きなのに、親の家は物だらけです。片づけると怒ります。
母は綺麗好きで潔癖性なのに、実家はモノで溢れかえっています。
何度も片付けるよう促しても、母は不機嫌になるだけで、まったく片付けをしようとしません。
私が片付けをしようとすると、怒ります。
母は私にモノを触れられたくないようなのです。途方にくれています。
【A】「親のハートから遠い場所」から片付けましょう。
あなたが片付けようとすると怒るということは、潔癖症ゆえに理想が高いので、片付けられないことに負い目があるのかもしれません。
とくに子どもから命令されるように感じて、いやなのかもしれません。
綺麗好きということなので、その特性をうまく活かして片づけていく方法はいかがでしょうか。
それは、「親のハートから遠い場所」の片づけです。
玄関周り、廊下など、明らかに誰が見ても汚れいてるとよくない場所から、片付けていきます。
あなたが使っていた子ども部屋もおすすめです。
お母さんがよく使うキッチンやリビングなどは後回しにしましょう。気持ちが入っている物が多いので、衝突しやすいからです。
そして、物が少なくてすっきりしたお部屋を、一エリアつくりましょう。
余計な物があったら、すぐに捨てられなくてもいいので、ほかの部屋に一時保管として移動させます。
お母様には、捨てるのではなく、移動させるだけと説明して、とにかくスッキリしている部屋を作るのがコツです。
このお部屋だけは、なにがなんでもキープしてもらえるように、話しかけていきます。
きれいになると、埃もたまらず、掃除もしやすいということを、お母さんに味わってもらいます。
もともときれい好きということなのですから、一度気持ちよさを味わえば、理解してもらえるでしょう。
一部屋きれいになれば、ほかの部屋も片づけようという気持ちになっていくことでしょう。
少しずつ、試してみてください。