「思い込み」「過去」の整理でうまく片づく!

先月うかがった、ある70代前半の女性の話をご紹介します。
この女性は、ずっと、子どもの学習机を捨てるなんてとんでもない、
と思っていたそうです。
今回の片づけで、大量のモノを捨てて、かつて絶対に捨てたくないと思っていた,
学習机の姿が出てきてびっくりしたとのことです。
ずっと、学習机の上に物をたくさん置いていたので、
ここ20年は「外観」がかくれてしまい、あることすら忘れていたそうです。

今まで、大事だと思っていたものを、何年もの間、単なる物を置く台としていた
自分自身に、ショックだったとのことです。
大事な思い出だと思っていた品が、単なる捨ててはいけないという思い込みで、
机の上にどんどん物をおいてしまっていたと、気付いた瞬間だったそうです。
子どもたちもしっかり育ってくれたということに、感謝したら、ふっきれて、捨てようと思ったそうです。
素敵なお話ですね。

実家の片づけ

思い込みと過去を整理することで、この70代後半の女性は、
学習机を処分することを選びました。
未来につながる片付けといえるのではないでしょうか。
次は花を飾りたいとおっしゃっていました。
片づけのピッチも、はやくなっていきました。

片づけは面倒のようで、ある臨界点を超えると、サクサク進むことがあります。
この女性のように、さくさく進む瞬間を、思い出の整理とともに、掴み取れるといいですね。

片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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