毎日使うクローゼットを快適に
衣替えの季節、おしゃれを楽しみたいですね。
3.11も近いので防災チェックも兼ねて、寝室やクローゼットの見直しがおすすめです。
たとえば写真の寝室兼クローゼット部屋のケースです。
40代ご夫婦のお部屋ですが、実は、3つの問題点があります。
1つ目の問題点は、服のちょっとだけひっかける場所を作ってしまったことです。
服が収まらなくて、よく着る服をひっかけています。
最初は、ちょっと掛けるだけのつもりだったのですが、タンスの扉があかなくなり
現実的にはこの数着のみを着るようになってしまったそう。
あたらしい収納エリアをつくったら、かえって着る服が減ってしまったのです。
ご夫婦はこの現実に気づかれて、びっくり!
収納エリアをつくったら、着る服の種類が増えると思ったのに逆だったのですから。
2つ目の問題点は、なんといっても、高いところにある
スーツケースやプラスティックケース。
寝ている間に地震がきたら、どうなるのでしょう。
寝ている時間は8時間睡眠だとしてざっくり人生の3分の一。
このご夫婦は共働きなので、家にいる時間のさらに3分の2は睡眠時間です。
まずは高いところの物をおろしましょう。
3つ目の問題点は、床置きの夏物の服がどっさりあることです。
冬に整理したのですが、あっという間にもう春に!
…忙しいと、こんなことってよくありますね。
一度捨てると決心したら、なるべくはやく捨ててしまうのがコツ。
捨てるのは面倒ですが、時間がたつほどおっくうになります。
手帳やカレンダーにゴミ収取日をはっきりと書いておいたり、
スマホのお知らせ機能を使ったりして、スケジュール管理をしていきましょう。
いかがでしたか。
見直しポイントがわかれば、実行するのはラクになります。
この3つの克服ポイントは、ほかのお部屋でも応用できます。
しかも少ない片づけアクションで、片付いた感を実感できることばかりです。
試していただけるとうれしいです。