もうすぐ3.11.
防災面のお片づけを、家族でコミュニケーションをとりながらする、チャンス到来です。
とくにおすすめは玄関です。
玄関は、突然のお客さんが来る場所です。
そしてなによりも、突然の地震や災害のときの避難経路になります。
とくに都会の高層マンションでは、窓から逃げるというのは難しいので、唯一の逃げ道となりますね。
安全面からも、できるだけ余計な物を置いてほしくないエリアです。
…でも、唯一の逃げ道=一番使う場所=一番物を置きやすい場所なんです!
一番使うところが、一番物を置きやすいところということなので、よくよく意識していくのが、ポイントです。
それでは、玄関にありがちな物、ベスト3とは…?
玄関に置いてはいけない!ありがちな物ベスト3とその理由
玄関に置いてはいけない!ありがちな物ベスト3は、次の3つです。
・米
・梅酒・水などの大きな「液体物」
・りんご・みかんなどの果物
お米、梅酒の瓶や水は「重たいから」という理由で置きっぱなしに。
写真のケースでは、精米してから2年が経過していました。
ちょっと重たい物は、ちょっと置きたくなり、そのまま2年以上経過したようです。
イチオシ! 玄関にありがちな物を片づける
りんご・みかんなどの果物も、個数がまとまるとそこそこ重たくなりますし、
「玄関はすずしいから」という理由で、玄関に置いているとおっしゃる方が多いです。
でも、片づけていくうちに話をじっくり聞いていくと、台所が物でいっぱいで、
キッチンにしまいたくてもしまえないという方が多いのも、現実です。
そんなときは、キッチンから片付けたりします。
…気持ちは本当によくわかります。
でも、繰り返しになりますが、水やお米は、場所をとり、通り道をふさぎます。
りんごやみかんは地震でゆれると、ころころ転がって足元をふさぐので、とても危険です。
お米や果物などは、「ワンアクション」で「片づいた感」が出やすいものです。
ぜひ安全な場所に「移動」させてください!
どこから片付けたらいいかわからない方には、イチオシの片づけ場所です。
とくに実家の片づけでお困りの方は、ここから手をつけてみるのもおすすめです。
「みっともない」という外からの視線を気にする親世代にも、納得していただきやすい
片づけエリアです。
ぜひ、みなおしてみてくださいね。