ストックを持たないと不安な理由を知って片付ける
毎日使う洗面所。きれいにしておきたいですね。
実は洗面所って、お住まいの方の「ストックを持たないと不安度」がよく現れる場所なんです。
たとえば、大きいボトルのハンドソープがあれば、詰め替えのストックは1つあれば十分なはず…
あるいはなくても、少なくなってから買ったのでも、間にあいます。
でも、買い物にいくたびに、安いとつい条件反射的に買ってしまうケースもあります。
なくなったときに不安から、買ってしまうのです。
ごちゃごちゃにおいてあるので、ストックの量をつかんでいないのが大きな原因です。
しまい方が、不安をよんでいるのです。
写真のようにおいてあると、洗剤もスプレーも、すべて
使えるものばかりなので、片づけたり、処分できないので、そのまんまになります。
…でも、種類が増えれば増えるだけ、どれを使っているのか、わからなくなります。
すると、こんなに洗剤やシャンプーやスプレー缶がいっぱいあるのに、
使っているのは2~3種類だけ、ということになります。
ですから、洗面所の洗剤・シャンプー・スプレー缶などのストック量と、実際に使っている種類は、反比例なんです。
写真のように、ストックがたくさんあると、掃除がしづらくなります。
物をよけて拭き掃除をするのは、とっても面倒ですよね。
片づけの現場では、抗菌洗剤のストックの周りにほこりがたまっていて、
なんのための抗菌洗剤だかわからない、笑うに笑えない状況にもよく出会います。
ストックのスパイラルにハマっているのです!
ストックを持っていない人のほうが、ストック品が「見える化」しているので、
バリエーションに富んだ使い方をしているのが特徴です。
ぜひ、洗剤やシャンプー、せっけん類のストックがたくさんある方は、
一度、使う物とあまり使わない物のストックの数や、種類別にして、
いくつあるか確認して、本当に必要な数をつかんで、
在庫を「見える化」することをおすすめします。
先日の消費者行政様向けの講座でもお話したのですが、
余計なものを増やさないように、片付ける前の、買い物の段階から、
ストックを意識して買うのがポイントです。
節約もできて、経済的にもいいですね!