片づけは、モチベーションが8割。でも…とつい思ってしまう人の特徴は?
先日の北区男女共同参画センターや、ダイヤモンド社主催の刊行記念セミナーでもいただいたよくある質問が、
「モチベーションを維持するには、どうしたらいいか?」というものです。
講座にいらしている方々の多くは、今この瞬間、
「はやく帰って片付けたい!」と、モチベーションを相当上げていらっしゃいます。
一方で、「でも続かないんだよね~」と、自分で自分でツッコミを入れている方が、なかにはいらっしゃいます。
実はこれ、とても真面目な方、いい人、実家の片づけをしたいという「親思い」の方に多い質問なんです。
ではどうしたらいいのでしょうか。
3日坊主の威力
「片づけが3日坊主で終わったら、また3日坊主を繰り返す」のがポイントです。
3日坊主というのは、3日間片付けたということです。
たとえば、3日坊主を3回続ければ、3+3+3で、9日になります。
相当、片付けたことになります。
実は、3日坊主は、素晴らしいのです。
1日坊主や2日坊主でも、大丈夫。+1、+2になります!ポジティブなんです。
がんばった自分に「いいね!」して、1日坊主や2日坊主を繰り返してください。
いろいろなところに書かせていただいておりますが、
片づけは、やらないよりは、ほんの少しでもしたほうが、かなりいいのですから。
ずっと続けるのでなく、ゆるく、足し算をしていくと考えれば、いつの間にか続いたり、
続けていくうちに、4日坊主になっていたりするオマケもついてきます。
しめたものです。
モチベーションが続かないと思うのは、逆に目標・理想が高かったり、
完璧主義で真面目な面があるのかもしれません。
この壁を、まずは取っ払ってしまうのがコツです。
毎日決まった時間に起きて、決まった時間に寝るのが理想だけど、諸事情でそうはいかないように、
片づけだって、できる時とできない時があります。
登る階段(=目標)は低くして、ゆるく、片付けていきます。
時々、片づけ本をみたり、「片づけている」と友達に話してみたり、
「外圧」を利用するのもおすすめです。
もちろん、片づけの講座やセミナーをライブできくのも、
同じ悩みを抱える人が集まっているので、安心してシェアできるので、刺激となります。
やっているうちに、このぐらいまで物を減らさなければ、自分は管理できないのだなあと、
持ち物の適正量がわかるようになり、どんどん手放せるようになることもあります。
なんだか、できそうな気がしてきませんか。
まずは3日坊主の威力を信じて、モチベーションを保ち、
ご一緒にこの週末を過ごしてまいりましょう。