2014年10月8日『東京新聞』朝刊に、
増える「ケアメン」息子や夫、介護者の3割に
増える「ケアメン」息子や夫、介護者の3割に
という、興味深い記事が掲載されていました。
記事によると……
68年当時、介護といえば過半数は「お嫁さんだった」そうですが、最新の2013年調査では約13%に激減!
一方、「息子」と「夫」は3~6%ほどからともに14%程度で、双方を合わせると「妻」を上回って最も多く、すでに、主たる介護者の三割は男性だそうです。
この記事で印象に残ったのは、核家族化など、家族の単位が小さくなったことに加え、
「家族の中で誰が介護者になるか選択が許されない時代。妻や娘の割合は今も昔も目いっぱいで、相対的に男性の役割が高まっている」(立命館大の津止正敏教授)という、分析です。
男性も、介護に関わらざるを得ない現状が、浮き彫りになっていますね。
さて、ここから先は私の想像です…
介護の後ろに、必ず、実家の片付け・親の家の片づけが、あるのではないでしょうか。
個人的な家事の一部と思われていた「片づけ」は、
一昔前なら外側にいた男性をも巻き込んで、モノがあふれた今、“社会の表舞台”へと躍り出ています。
とくに実家の片付けの大変さが、顕在化しつつあります。
社会の変化を前にして、少しでもお役に立つスキルをご提供したいと、
気持ちを新たにしているところです。