総務省の住宅・土地統計調査によると、全国の空き家が820万戸となり、
総住宅戸数に占める割合が13.5%で過去最高となったとのことです。
「空き家率、過去最高13.5% 820万戸、総務省調査」(朝日新聞 2014年7月30日)
人口減少や高齢者の施設への入所などが、空き家率を押し上げています。
正比例の関係!空き家率と「実家の片づけ」の需要
調査によると、空き家率がもっとも高いのは山梨県(22.0%)、
次いで、私が9月に講演をする長野県(19・8%)、
3位が和歌山県(18.1%)。
人口減少や高齢化が進む地方が上位を占めているとのことです。
上位3県の、およそ5軒に1軒は空き家という割合は、かなりのものです。
少子高齢化社会の現れですから、誰にとっても身近な問題ですね。
空き家率と、「片づけ」の需要は右肩上がりの正比例になっている、
といっても、言い過ぎではありませんね。
一時的に高齢となり施設に入っている方や、
お子さんの家などと暮らしている方など、「空き家予備軍」を含めると、どうでしょうか。
わたしの身の周りにも、親が施設に入所して、
空き家になった実家と、施設の間を
奔走している人が増えています。
一人っ子同士が結婚して、空き家の管理を2軒に自分の家を含め、
3軒も片づけて、へとへとになっている方もいらっしゃいます。
つまり、必要な家が、たくさんある、ということです。
売るにしても、貸すにしても、子世代が住むにしても、
ましてや、高齢になった方が住まわれるにしても、
超「超」高齢化社会では、
「片づけ」は必須スキルとなっている時代です。
少しでも、困っていらっしゃる方々の、
お役に立ててればいいなと思いながら、仕事をさせていただいております。