実家の片づけは、少子高齢化社会で必須アイテムになりつつあります。
片づけは、親子、とくに平均寿命が長い「母娘」の関係が現れる「現場」でもあります。
なぜなら、片づけようとするモノには、それぞれ歴史・物語(ストーリー)があるからです。
さらにいうと、モノとの関係に、親子の関係が反映されているので
片づけをしているうちに、「見えて」くることが多いからです。
自分の持っているモノの量をつかむためには、
目に見えない思い出・大事なコト、モノにまつわるストーリーの整理にも重点を置いています。
本来、思い出などは、目に見えないものですが、ファミリーヒストリーを項目だけ書きこんでいくだけで、
「見える化」(可視化)していきます。
簡単な「自分“大事”年表」のようなものを作るのも有効です。
エンディングノートというと、人生の終わりをイメージしますが、その一歩手前といったところでしょうか。
書きながら思い出を共有することができるので、コミュニケーションアップにつながります。
コミュニケーションがすすむと、その後の片づけのスピードは各段に上がります。
平均寿命が延びている分、親子でいる時間も長くなります。
これから、未来のために、少しでも後悔しない関係づくりに、ライフメモは
お役に立つことと思います。
具体的な方法は、随時コラムにアップしてまいります。