手帳や付箋、メモ帳などに、「To Doリスト」というのが、よくあります。
ところが、「To Doリスト」と、「やりたいこと」が、混ざり、
やらなければいけないことを書きだす方が、結構いらっしゃるのです。
ところが、自分では、やりたいこと、叶うとうれしい願いことを書いたつもりでも、実は、
「やならければいけないこと」だった……なんてことが、かなりあるのです。
たとえば、
「親戚が来る前に客間を片づける」
「次のTOEICで○点とる」
「この1か月で、体重を○キロ減らす」
というは、どちらかというと、目標に近いので、
書くとしたら、「To Doリスト」のほうになります。
やりたいこと・願望というのは、たとえば、
「人が集まる家づくりをして、地域のコミュニケーションの基点にしてもらう」
「タレントの○○みたいにスタイルアップして、ブランドの服を着こなす」
「英語を自由にしゃべって、ヨーロッパでバカンスを楽しむ」
などの、具体的なイメージを伴った願望です。
気軽に何でも書いていただくものです。
周りの人に惑わされず、自分の内側の声に耳を傾けて、自分のやりたいことと向き合うのは、
けっこうたいへんなことかもしれません。
でも、そうすることで、やりたことがはっきりと見えてくるのです。
本当の目標が見つかります。
「やりたいこと」に「部屋の片づけ」と書くのなら、
片づいた後の部屋でどんなことをして、くつろぎたいか、
映画をみたいのか、昼寝がしたいのか、なんでもいいので、イメージしていけると
片づける原動力となるので、おすすめです。
また、「To Do リスト」をたくさん書いていると、
義務感でいっぱいになってしまいますので、余裕がなくなり、
追い立てられる気分となり、つらくなってしまうこともありますので、
使い分け、使い方には、注意が必要です。
自分を見つけるツール「やりたいことリスト」
特に女性、家族や職場の人など、周りの人に合わせていることが多いので、
自分を後回しにしがち。
高齢の女性は、とくにその傾向があります。
時代のせいでしょう。
そんな方々には、自分を見つけるツールとして、
「To Do」と「やりたいこと」の二分法で活用してみるのが、おすすめです。
心や気持ち、やりたいことが整理されれば、
お部屋がキレイに片づく、第一歩を踏み出すことになりますね。