実家を片づけるのがたいへんだったという話で、講座が白熱することがあります。
理論と実践が本気で交差する、白熱教室ですね 笑
私が先日出演させていただいたテレビ番組でも、取り上げていただきましたが、
片づけの場面で、使うか、使わないか判断できないモノって、結構ありますよね。
そんなふうに、悩んだり、迷ったりするものは、一時保管にしていきます。
悩む時間は、3秒だけ。
3秒というのは、短い時間という意味です。片づけのスキルあがっていくと、どんどん短くなるし、最初は、多少迷っても大丈夫です。
必ず判断する力は、ついていきます。
実は、片づけに時間がかかるのは、残すモノを選んでいる時間が長いからです。
その時間を最大限に減らせるマジックです。
一時保管箱は、
保管ですから、捨てるわけではありません。
この、捨てなくてもいうという安心感が、片づけのスピードをはやめる秘密です。
半年間保管しておき、半年たってもあけなければそのまま処分できます。
使うものがあれば、いつでも、あけてもかまいませんし、
半年後に、処分する気持ちにならなかったら、もうしばらくおいておいてもかまいません。
逆に、もういらないと思ったら、半年より早くても、捨てて大丈夫。
すてきな箱でなくても、あまった段ボール箱、ゴミ袋でもかまいません。
これ使うかな? どうしようかな? 自分は使わないけれど、娘は使うかな?
……なんて思いをめぐらしていると、あっという間に日が暮れてしまいます。
どんな些細なモノでも、もったいなくて捨てられないという
モノを大事にしている親世代の方々にも効く、片づけ法です。
捨てなくてもいい安心感を味わいながら、モノと付き合っていけるといいですね。片づきますように。