今日は、母の日ですね。
我が家もそうですが、実家で一人暮らしをしている母親に連絡している方も
多いことでしょう。
ビックリの数字!高齢女性のおひとり様
一人暮らし高齢者が高齢者人口に占める割合が、内閣府のHPに出ています。
1980年には男性4.3%、女性11.2%でしたが、
2010年には男性11.1%、女性20.3%なったそうです。
(内閣府HP http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2013/gaiyou/s1_2_1.html)
しかも、85歳以上の一人暮らしについてみてみると、
1985年に5万世帯から、2010年には、66万世帯に増えています(総務省「国勢調査」)。
1970年に7%を超えて、「高齢化社会」といわれましたが、
なんと、この4月に総務省より発表された最新の高齢化率は、25.1%に達しました。
まさに4人に1人は高齢者!
(http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h24/html/nc112120.html)
「正真正銘」の「超“超”高齢化社会」の中で、一人暮らしをされている高齢者は、
まさに、時代の「トレンド」なんですね!
「超“超”高齢化社会」の到来
これまで人々が経験したことのない、「超“超”高齢化社会」に突入。
高齢になって一人暮らしをする方が多いということは、今は若かったとしても、
近い将来、私たち自身が向き合う現実。
そして、親御さんが一人暮らしのケースだけでなく、ご高齢者だけのご夫婦世帯でも、同居であっても、
高齢化社会は、いろいろなことが起こります。
実家片づけに悩んでいるとしたら、まずは、悩んでいるのは自分だけではない、
社会的にも、多くの方が抱えている問題だということを、確認することから、
スタートすれば、少しは気持ちが軽くなるのではないでしょうか。
だからといって、ストレートに親世代に向けて「片づけて」といっても、
うまくいかないのが難しいところです。
せっかくの母の日。
これからを考えて、実家のリビングや、クローゼット、物置部屋などを
片づけるきっかけづくりとして、とりあえずこれからどうしたいかという、
話を聴くだけでも、親孝行になりますね。