実家片づけ整理協会 渡部亜矢
モノを手放すタイミングが必要です。
「見切り」とも言えますね。
実は、どの年代にも限らず、どんなエリア・グッズにも共通する、
見切りのタイミング・ポイントがあります。
3つ、ご紹介します。
押し入れや納戸には、必ず1つや2つ、持っていることすら忘れていたという、モノがあります。
食器棚や収納棚に、箱に入ったままの食器、ナイフとフォークのセット、タオル詰め合わせなど、
どこかに眠っていませんか?
それらは、つまり、なくてもいいモノ。
なくても、困らないモノとも言えます。
手放すタイミングです。
空間が空きますので、見直してみてください。
ボタンをつければ着られる服を、何年もそのままにしている方が、時々いらっしゃいます。
ボタンをつけるよりも、買った方がいいとさえ思う、面倒くさがり屋さんもいらっしゃいます。
直すのが面倒なら、手放すタイミングです。
直したいけれど、修理代のほうが高くつく電化製品・形の古い家電などもあります。
よく見極めて、はやめに処分していけると、いいですね。
お気に入りで何年も擦り切れるまで着たセーター。
お子さんが小さいころ使っていたミニチュアのいす。
使い倒した、モトをとったと思ったら、手放すチャンス。
思い出としてとっておくのに値するのか、よく考えてみましょう。
毛玉のついたセーターをずっと保管しておくのは、至難の業です。
片づけるエネルギーも使いますし、空間もふさぎます。
もし、見切る判断がつかない、手放す勇気が出ない時は、どうしたらいいのでしょうか。
そんな時は、無理に見切らなくても大丈夫。
箱やビニール袋に入れて、奥にしまっておきましょう。
半年ぐらいたって見直して、上記1,2,3、にあてはまるかを、もう一度チェックしましょう。
存在自体忘れているのなら、上記1「持っているのを忘れていた」にあてはまりますから、
次の見直しで、手放すことができるかもしれません。
まだとっておきたいと思うのなら、
またしまって、半年後に見直してみましょう。
繰り返すうちに、少しずつ片づいていきます。
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いかがでしたか。
使わないモノや、未来につながらないモノと、上手にさようならするのは、
どんな世代にも共通する、片づけのスキルです。
片づきますように。