片づきますように。
実家片づけ整理協会 渡部亜矢
春本番!終業式ですね。お子さんが持ち帰るものは、通知表だけではありません。
作文、お習字、木工・粘土作品、立体工作の数々……。
たくさんの“芸術作品”があります。
さて、どうやって、片づけ・収納したらいいのでしょうか。
持ち帰った芸術作品は、まず飾るのが一番。
子ども部屋ではなく、人が集まるリビングなどで、しばらく飾って、会話を楽しみましょう。
家族間のコミュニケーションも進みます。
きょうだいが多かったり、飾ったり、貼る場所がない場合は、
コルクボード1枚とか、棚1段分など、限定スペースを決めるのもいいですね。
飾ると、親も子も、気持ちがスッキリします。
ある程度しっかり飾って、作品を楽しんだら、あとは箱などにしまってもOK。
気持ちがすっきりしているので、しまうスピードがはやくなり、
とっておくかどうか判断に悩む時間も、短くなります。
悩んだら、写真にとって処分したり、
とっておきたいものを、きちんとしまっていきましょう。
100点のテストなどは、見直すことがないので処分してもいいかもしれません。
でも、がんばった思い出として保存するのなら、
湿気が来ない場所に、キチンとしまっていきましょう。
かびてしまったら、元も子もありません。
それでも捨てたりしまったりするのに悩んだら、
お子さんに、「年間ベストテン」を選んでもらいましょう。
学年ベストテンとも言えます。
大事な作品10点を選んで、あとはサクサクしまっていきます。
お部屋はスッキリしていきます。
なによりも、会話しながら、好きな作品を選ぶので、親子で楽しく片づけられます。
お部屋の中から、捨てられない、現在進行形の紙もの書類も、同時にどんどんコルクボードなどに
はっていくのも、片づくのでおすすめです。
「年間ベストテン」選びで、子ども部屋片づけをすれば、スッキリしていきます。
気持ちよく新学期を迎えられるといいですね。