消費税アップも目の前です。
みずほ総研の「消費税率引き上げに伴う家計負担」によると、
なんと、年収300万世帯で平均57,529円、年収500万世帯で平均70,887円、年収1000万世帯では142,147円の家計負担増となるそうです。
あなどれない数字です。増税前の駆け込みのお買い物に、走りたくなる方も多いことでしょう。
…そんな中、家計の負担を、少しでも減らすアプローチの1つが、片づけです。
片づけて、買わない節約
片づけることは、時間やお金の節約になります。
探し物をする時間や、二重買いをなくしたり、
いらないモノを詰め込んでいる、物置部屋を減らしたりすることで、
家賃の節約などになるからです。
このコラムで何度も書いていますので、読んでくださった方もいらっしゃることでしょう。
日常の片づけや整理収納は、「買い物」とは、違って、お金はかかりません。
クローゼットを整理してから買い物に出かければ、
持っているのに同じような色の服を買わなくてすむかもしれません。
キッチンのストック食品、ラップやホイルなどが、どのくらいあるのか、
確認してから買った方がいいでしょう。
とくに値段が張る家具類は、片づけてから、測って買うようにしましょう。
片づける前に買うと、必要以上に大きなものを買ってしまうことも!
いざ捨てようと思っても、廃棄にお金がかかる時代。
あわてて買うと、かえって損をしていまいます!
増税前ということで、周りに惑わされることなく、
自分にとっての必需品をよく見極めて、
必要な数だけ、かしこく買い物ができるといいですね。
そんな、本物の目を養って、必要なものをお部屋にそろえていくことが
「かしこい」お部屋づくりにつながります。
自分にとって必要なことやモノがわかるというのは、
「成熟した大人の証拠」の1つ。
多くの方が、片づけて、
消費税アップに負けない部屋づくりができますように。