大阪出張です。
春の旅行シーズンを前に、手荷物やスーツケースの中身について、悩む方も多いですね
自分の持てる量をつかむ
旅行といっても、日帰りなのか、1週間のヨーロッパ旅行なのか、
目的や行く場所によってずいぶん違います。
いずれにしても、自分で「持てる」量を、きちんとつかむことからスタート。
かくいう私も、体力があった若いころの旅行は、
「こんなにいらないじゃない?」と周りの人にいわれるほど、持ち歩いていました。
中身はというと、着替えや予備のタオルやカイロなどで、
今思うと、あまり重要なものはなくて、
どうでもいいようなものばかりだったような気がします。
余計な体力を使っていたのでしょう。
今は、体力が減った分、ふだんの仕事でも、大きい革のバッグは、どんなにデザインがよくても重たいので使わなくなりました。
その分、10年前にはあまり普及していなかった軽量のノートパソコンのおかげで、
多くの方が、IT機器を持ち歩くようになりました。
常に、どうやったら持ち歩くものを減らせるのかということに、焦点を絞っています。
いつもこれだけ持ち歩いていたからという「常識」は通用しなくなりました。
年齢と、時代の流れに合わせて、手荷物の量や中身の見直しが必要なんですね。
自分で持ち歩くものは、使うのも自分。
自分で持てる量を決めて、持ち歩くモノを自分で選んで、
モノを使っていくしか、ないわけですから……。
逆に言えば、ふだん家の中が散らかっていて困るという場合は、
「旅行に行くとき、自分はなにを持っていくか」ということや、
自分で持ち歩けるモノの量はどのくらいか、ということを考えると、
案外、サクサク、持ち歩くものを決められるでしょう。
スーツケース1個分から始める片づけ術
旅館やホテルに行くと、布団や洗面用具など、一通りのアイテムが揃っています。
必要最低限の数しかないモノで過ごすというのは、それはそれで快適なものです。
スーツケース1つ分くらいの、自分で持てる手荷物分の身の回り品は、
自分にとって何なのか、春の旅行シーズンを前に考えてみるのは、おすすめです。
実はわたしの場合は、旅行でなく、2泊3日で急に検査入院をすることになったときから、スーツケース1つ分の持ち物について、考えるようになりました。
いろいろな場面で、考えるチャンスはありますね。
体力があったころは、これだけ持ち歩いていたから、今もそのまま同じものを持ち歩く、
というわけにもいきません。
雨が降りそうなら、傘も必要。
一昔前には考えられなかったパソコンや携帯電話など、時代に即したモノも必要。
常にバージョンアップして考えるのが、ポイント。
自分にとってのモノ選びから、収納の仕方まで、生活のすべてを
コンパクトに集約されたアプローチです。
年齢とともに、時代に合わせて、見直していけるといいですね。