どうする?あふれるクローゼットの服・収納対策

流行への敏感度と年齢の関係は?

服の収納は、どの年代の方にも多い悩みです。
若い方のほうが、周りの流行を気にする方が比較的多いので、
服をいっぱい持っているのでは? というイメージがあるかもしれません。

では、年齢を重ねている方が、流行を気にしていないかというと、そんなことはありません!!
おしゃれな方は、たくさんいらっしゃいます。

服の所有数は、「流行への敏感度」ではない、ということを、片づけの現場で感じています。

どうする?クローゼットの服

いつも流行の服、トレンドにのった服を着ているにもかかわらず、
クローゼットに古い服があふれている、という方は、結構いらっしゃいます。

もしかしたら、「着られる服」と、「着る服」の違いが「あいまい」だからかもしれません。
ぜひ、チェックしていてください。

「着られる服」といっても、ボタンを付け直したり、ほつれを直したり、
サイズのお直しに出さなければいけないのなら、クローゼットの外に出すことも
考えると、いいですね。
きっと、クローゼットは、今よりずっと広くなります。

「着られる服」は、何年とってあったか、まず考えてみましょう。
5年以上着ていなかったら、これからの5年間に、何回着るか、イメージしてみましょう。
イメージできなかったら、手放す決心がつくかもしれませんね。
あるいは、捨てずに、納戸の奥にしまって、半年後に見直す、という方法もあります。

ここ2週間に、「着た服」は、これからも「着る服」かもしれません。
先日のコラムのように、新しい基準としてとらえてみると、楽に片づきます。

「着られる服」と「着る服」の相関関係

クローゼットの中には、「着られる服」がたくさんあります。
その中の一部が、「着る服」になります。

図で表すと、下のようになります。
買う服よりも処分する服のほうが少なければ、着られる服のパイがどんどん大きくなります。

服はすぐには傷みませんので、一般論ですが、年齢を重ねるにつれて、
よっぽど意識して処分しない限り、「着られる服」が増えていきます。

1年は365日ですから、着る服は限られています。

おしゃれは、快適なクローゼットから、はじめたいもの。
年齢を素敵に重ねるためにも、
ぜひ、クローゼットの「着る服」「着られる服」をチェックしてみてくださいね。

 

片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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