片づけようと思っても、ごみをどうするかが、大問題ですね。
捨てるのが面倒だから片づけない?!
高齢者に限らず、捨てるのが面倒でそのまま置きっぱなしという例が、よくあります。
ゴミは、分別し、期日に出さなければなりません。
重たいものもあります。
1つのゴミでも、紙ごみと、燃えないゴミに分解して仕分けしなければなりません。
面倒ですね!
さらに、
「捨てることをあれこれ考えるのが面倒」なので、
逆に、「まだ使えるかも・・・」と言っておっておく場合もあります。
さらに、片づけること自体をあきらめてしまう方も。
それこそ、残念!!
では、どうしたらいいのでしょうか。
片づけのキーポイントはゴール!
片づけで大切なのは、実は、計画を立てることです。
普段、うまく片づけられる人は、自分がどのくらいの時間でどのくらいの片づけができるか、
把握しているので、一瞬で頭の中で計画を立てることができます。
でも、多くの人は、そうはいきません。
最悪なのは、棚や押し入れから多くのモノを出しただけで、一日が終わってしまうこと。
片づけようと思ったのに、前よりもさらに散らかった状態になることです。
では、いったい、どうしたらいいのでしょうか。
決め手はプランニング
まずは、計画を立てること(プランニング)がポイント。
計画といっても、やみくもに立てるのでなく、ゴールから先に決めます。
ゴールといっても、大げさなものでは、ありません。
ごみ収集日の前の日の1時間ぐらいを、片づけタイムに設定するだけです。
たとえば、燃えるゴミの日の前の日の1時間は、
燃えるごみが多く出やすい場所を集中的に片づけるのが、おすすめです。
不燃ごみの前の日は、キッチン用品や納戸など、
燃えにくいやや大きめのモノが出やすい日に、片づけタイムに!
そんな些細なことで大丈夫なんです。
また、このゴミ収集日は、地域によって違いますが、
だいたい燃えるゴミが週2日、燃えないゴミが週1日、資源ゴミは月2回程度のところが
多くなっています。
それにあわせて、少しずつ、1時間でも片づけていけば、
自然にプランニングできてしまうわけです。
あれこれ、一から計画を立てるのは、頭も使うし面倒ですが、
逆に「捨てる」というゴミ収集日にあわせてプランをたてて、
片づけの習慣化をしてしまうのです。
せっかく片づけても、たくさんのゴミ袋を、何週間も先のゴミ収集日まで、
玄関先や庭先に積み上げているのは、キレイとは言えません。
ましてや、放火や泥棒などが心配なご時世ですから、危険です。
このゴミを捨てるという、片づけのゴールから先に設定したプランニングなら、
家でゴミを保管する日数を、最低限に抑えることができますし、
安全ともいえるわけです。
実際にこの片づけ方をおすすめした、あるご高齢の方は、
「考える前に、動ける」と、喜んでいただきました。
「捨てるのが面倒」を“即”解決する、ゴミ収集日に合わせた、
簡単プランニング。
ぜひ、試してみてください。