「使い切る」ライフスタイルで人間関係もうまくいく!

消費税が8%にアップする前で、買い物に気を遣う、今年の年末。
消費税が上がることを、嘆くばかりでは、始まらないので、
ポジティブにとらえていく、“知恵”を使っていきたいですね。

新しいモノをこれからきちんと「使い切る」ライフスタイルにチェンジするチャンスかも!
と考えて、ちょっとした行動をふやしていってはどうでしょうか。

「安いから」を買う理由にしない

日常の生活の中では、
多くのものを買ったり、もらったりして、
余らすということが、とても多いですね。

とくに注意したいのは、この年末。
安いからと言って、買いすぎないようにしましょう。
余ったら、「高い買い物」になってしまいます!!

量が多いものも、注意です!
2つならいくら安くなるといっても
2つ使い切れなければ、とっても高い買い物になってしまいます。

多少、高くても、長く使えて、適量を

安いもの、気に入らないものを買うよりも、
多少、割高でも、適量で、気に入ったもの、
長くつかえるものを選んで、買いましょう。

安いものは、一度買って、自分なりにゴーサインがでたものだけにしていくと、
日用品1つでも、満足度が上がります。

人間関係にまで及ぶ片付けスキル

とある母娘の両方から聞いた
「片付けエピソード」の一部をご紹介します。

そのお母様は、
とてもおいしい箱入りの高級オリーブオイルを
3本注文したそうです。
3本買うと安くなるし、
また注文するのも、面倒だと思ったからだそうです。

そのお母様は、ひとり暮らし。
いくらおいしいオリーブオイルと言っても、
そんなに食べる食材ではありません。

余った2本を、娘にあげたそうです。

娘さんは、いくら高級品でも、ダイエット中。
2本も使い切ることはありませんが、
とりあえずもらってしまったようです。
キッチンに、大瓶のオリーブオイルが
残っているにもかかわらず……。

彼女は、よく考えたら、1本使い切るのに、
1年ぐらいかかっていることが
わかりました。

今あるオリーブオイルと合わせると、
3年分ものストックを持ったことになります。
ストックとしては、多いですね。

……よくある話だと思いませんか。

買う方も、もうら方も、
「自分の適量」がつかめていないのが、残念なところ。
つい買って、ついもらっているわけです。

買う時は、いくら安くても、使い切れないほど持っていたら、
管理がたいへん。
奥にしまったら、永遠に出てこないこともあります。

もらう方も、
せめてもらうのは、1本だけにして、
ノーサンキューを言えばよかったのです。

お母様も、「余ったら娘にあげよう」と
気が緩んで、たくさん買ってしまったのかもしれません。

モノを使い切らないで残すと、もったいないだけでなく、
この場合は、親子の間に、お互いわだかかりを残します。

拡大解釈すると…
「オリーブオイルをどのくらい使うライフスタイルにするのか」が、
問われているわけです。

「使い切らない」ことが、こんなにも、人間関係に
影響を及ぼすって、たいへんなこと!

逆に言えば、自分で「使い切る量」「必要なモノの量」を
しっかりとつかむことで、
人間関係までよくなるのです!!

「誰かにあげればいい」と思って、買わないのはもちろんですが、
ムダな物を持たないことは、環境にやさしいだけではなく、
意外な効用があるのですね!!
人間関係にまで及ぶ片付けスキルは、持っていると、必ず役立ちます。

ぜひ、消費税アップ・8%という数字にのまれず、
身の回りを見回して、モノを使い切りながら、
片付けや、整理収納の習慣をつけていきたいものですね。

片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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