プロフィール作成・自己紹介は“ポイントメーク”でうまく伝わる!

プロフィール作成・自己紹介は、実は、「とっても難しい」ことです。
でも、“ポイントメーク”で、うまく伝わります。
お化粧、メイクと同じです。
3ステップでお伝えします。

1 「土台=ベース」づくり

まず、メイクする「土台=ベース」から始めます。

プロフィール・自己紹介を、
いきなり、すらすらと書ける人は、あまりいらっしゃらないので、ご安心を。

うまく書けなければ、箇条書きでオーケー。
最初は、時系列で(年代ごとに)、とりあえず書き出してみましょう。
付箋(ポストイット)に書いてみるのも、順番を入れ替えるのが簡単なので、
おすすめです。

そのあとで、その講座に関連すること、講師になった理由、
一番興味のあることなど、伝えたいことを、2~3ぐらい、
しるしをつけて、絞っていきます。

2 「お相手」を思い浮かべる

よく、プロフィールづくりや、自己紹介を考える時に、
自分のことを書き出してみるということをしますが、
自分のことは、意外とよくわからないものです。

少しでも行き詰ったら、話を聞いてくださる、
「お相手」を思い浮かべてみましょう。

プロフィールや自己紹介を読んだり、聞くのは、
自分ではなく、お相手。
実は、ベクトルが自分に向いている限り、原稿は完成しません。

専業主婦の方が多い講座やサイトだったら、その方々が興味を持つ内容に。
ビジネスマン・キャリアウーマンが多い場合は、職歴を厚くしたり。
お子さんが小さい共働き家庭の方には、子育ての経験を。
共通点を書き出したり、表現に工夫を加えていきましょう。

お相手に合わせると、言いたいことの焦点も定まります。
聞き手・読み手を思い浮かべ、自分の共通点を見つけ出し、
対峙させながら、原稿を作成していきます。

自分の言いたいことが1割、相手の知りたいことが9割ぐらいが、
ちょうどいいバランスです。

3「薄化粧」から「ポイントメーク」へ

できあがった、「とりあえずの原稿」に、「薄化粧」をほどこします。
ポジティブな言葉、わかりやすい言葉、お相手の年代に通じる言葉を
選んでいきます。

ポイントは、飾る必要はないけれど、
とっつきやすくなるような、「薄化粧」してあげることです。
必要以上に自分をよく見せようとして、プロフィールを飾りすぎると、
かえって、内面の、表情や心意気が伝わらなくなります。

ましてや、「厚塗り」にすると、
自分の顔に責任が持てなくなりますので、注意!
自信も持てない内容=責任を持てない内容になると、
かえって、もにょもにょと、口ごもってしまうことになります。

さらに、「超厚塗り」にして、プロフィールを飾りすぎたり、人任せにして、
100%他人に書いてもらい、「被り物」をかぶってしまうことになったら、
トンデモナイことになります。
中に入っている人間は、アナタでなくてもいい、つまり誰でもいい、
フィギアでもいい、ということになってしましますから(笑)。

一番適度なのは、「ポイントメーク」です。
魅力的な部分を、強調することで、
プロフィールや自己紹介がわかりやすくなるだけでなく、
印象強く、お相手の心に残ります。

肌がキレイな方は、肌のつや感を、
目が素敵な人は、目にアイラインを入れる感覚で、
プロフィールに「ポイントメーク」をほどこしましょう。

 

4 プロフィール・自己紹介をうまく伝える近道

 

 

以上の3つのステップを踏んでも、うまくいかないときは、
第三者の目でチェックしてもらいましょう。

自分の魅力は、自分では、案外わからないもの。
コンプレックスだった目が、ある人から見たら
魅力的だったりします。
ポイントメークをするエリアも変わってきます。

家族や友人に、自分のプロフィールをみてもらったり、
自己紹介を聞いてもらったりするのが、
魅力的なプロフィール・自己紹介をつくり、内容をうまく伝える近道です。

そうは言っても、なかなか身近にいる家族や友人は、
その人の魅力が当たり前すぎて、いい点も見つけられないことがあります。
ましてや、「ここを直した方がいい」というのは、
知り合いには言えないものです。

家族や友人から、きちんとしたフィードバックをもらえないと感じたら、
講座やセミナーなど、志がある方といっしょに勉強する方法もありますね。

私自身も、試行錯誤を重ねながら、研鑽してまいります。

片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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