ほかのものは片付けられても、「本だけは片付けられない」という方が、
結構いらっしゃいます。
モノの整理と本の整理の決定的な違い
本の整理法が、ほかのモノと決定的に違うことは何でしょうか?
それは、本の持ち主の「内面」が、
「文字(ことば)になって、表れている」ということです。
その人の
「関心ごと」
「どんな知識を得たいのか」
「解決したい悩み」
など、
将来につながることが、“可視化”されているのが、本です。
頭の中で考えていることの一部が、外に見えるもの、
と言ってもいいでしょう。
わかりやすい例としては、いわゆる「ノウハウ本」。
「ダイエット」したいと思う方は、ダイエット本を、
「マラソン」のタイムを縮めたいと思っている方は、
マラソンの本を持っています。
本の収納にこまったら、
ご自分の中でやりたいことの優先順位を付けて片付けると、
はやく片付きます。
古い本は、自分が「かつて」興味を持っていたこと。
本というよりは、「思い出」に近いものかもしれません。
思い出だったら、普段、手の届きにくい場所に収納して、
「今読みたいもの」を取り出しやすい場所に収納するように
本棚を区分けしていくのも、おすすめです。
新しい本は、これから自分がよくなりたい、克服したいと、
未来につなげて買っているものが多いからです。
「輝く」未来へつながる本棚
本棚は、自分の心の一部。
「自分が、今、どうしてこの本を持っているのか」を
自問自答しながら、片付けることができるのも、
本棚片付けの醍醐味。
どうせなら、楽しみながら、片付けましょう。
自分が今、興味のあるテーマか、
そうでないかを基準に考えながら、
片付けを進めていくと、うまくいきます。
本を手放せない方は非常に多いのですが、
この片付け方は、
実際にやってみると、手放す基準を自分ひとりで決めやすく、
サクサク進んでいきます。
本の整理を進めていくと、
自分の中で決着がついたもの、
買ったけれど読む必要がなかったもの、
古い情報は、手放せるようになっていきます。
本を片付けることで、その人の「これから」「将来」を、
もっと輝かせることができます。
情報があふれかえっている、忙しい現代。
そんな中、
本棚の整理・片付けをすることで、
だんだんと、ご自分に必要な情報を取捨選択できる力が、
つけることができてくるから、不思議。
素敵なことですね!
アタマの中も、お部屋も、
自分にとって必要なモノだけ持つと、ラクになります。