キッチン用品収納はライフステージ別の対処法で

人生、80年の時代。
一生の間に、ライフステージ(世代)が変われば、
モノの持ち方・使い方・適正数が変わります。

お鍋やフライパンなどのキッチン用品収納・片付けの決め手となる、
対処法の事例を3つ、お伝えします。

 

買わなくてもダブる!新婚さんのキッチン用品

シングル(独身)の方がめでたくご結婚。
今まで1人暮らしだった2人が、1つ屋根の下で暮らすことになりました。
おめでたいですね!

持ち寄った家財道具のうち、
炊飯器、電子レンジなどの大型家電がダブル時が多いので、要注意。
新しいほうを残すようにしましょう。

フライパンもお皿もフライ返しも、全部2世帯分持ち続けるのも、
狭いキッチンでは、
やがてベビーが誕生し、家族が増えたときに、
新しいモノを収納できなくなってしまいます。

ぜひ、家族が増える前に、
キッチン用品を減らすことを検討してくださいね。

大家族でも、大きな鍋・フライパンはいらない?!

手がかからないお子さんが、
3人いらっしゃるご家庭のケースです。

家族5人なので、大皿や、大きな鍋、フライパンをたくさんありました。

でも、お子さんが、
大学生・就職すると、家族が全員そろって食事をするということが
ほとんどなくなりました。

それぞれ食べる時間帯が違ったり、
外食が多かったり、
全員そろって食事をしたりすることが、ほとんどなくなったからです。

大家族だからと言って、毎日、全員一緒に食事をするわけではありません。

大皿・大きな鍋・フライパンの数の見直しのチャンス!

何年来の習慣で、一番使いやすい棚に、
大きな鍋やフライパンを収納しているかもしれません。

今、よく使う小型の鍋やフライパンを
取り出しやすいところに収納することから、
片付けを始められると、いいですね。

ご高齢夫婦2人の世帯で、一番大切なことは?

家族のお子さんがみんな独立して、
夫婦おふたりのご高齢のご家族の場合、
一番大切なキーワードは、「健康」です。

家族が少ないのですから、
大きな鍋やフライパンは必要なくなります。

ご高齢になると、重たい鍋やフライパンを、
使わないまま、しまってあるケースがよくあります。
健康第一!
体に負担がかかるので、
ぜひ、軽いものに、取り換えていきましょう。

キッチンは、健康への入り口!
ライフステージ別の対処法で、
ご自分の生活にあった収納で、お料理を楽しめますように。

片づきますように。

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

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