暑いですね。こんなに暑いと、
片付けも、サクサクしたいもの。
そんなときは、
「聞かない」技術を磨くのがオススメです。
自分の耳をふさぐことで、
世の中の雑音から遠ざかり、
自分の内側の声に、耳を傾けることができるからです。
ここで言う「聞かない」というのは、
まわりの雑音をシャットアウトする、ということではありません。
モノには必ず「情報」「思い入れ」がセットになっています。
片付けには、まわりの判断や基準ではなく、
自分にとってどうなのかを
きちんと見極める技術が、必要です。
情報過多の時代のなかで、片付けをするには、
「耳をふさぐ」「聞かない」技術が必要になってくるのです。
自分にとって大切なモノ・コトを選んでいくために、
「周りに惑わされない」「自分の声を聴く」…そんなひとときが必要なのです。
たとえば…
きれいなインテリア雑誌に出てくる情報。
どなたかには必ず役に立っている情報ですが、
ご自分の部屋にはそぐわない、大きすぎる家具の情報であって、
あなたにとっては、
耳をふさいだ方がいい「雑音」かもしれませんよ。
素敵な思い出がある、フォーマルな洋服。
家族からは、「デザインが古い」「着ていくところがない」という雑音が入ってきます。
それでもとっておきたいと思ったら、
ほかのものはたくさん処分して押入れをあけたうえで、
この服だけは、きちんと箱詰めして、
「思い出」としてとっておく、という判断もありますね。
片付けは、
自分がどういうふうにモノを使うのか。
どういう思い出を大切にしているのか、
向き合っていくことなのですね。
うまく「聞かない」技術を身につけて、
お片付けをすすめていきたいものですね。