リビング整理収納は「ピンポイント解決」で

新年度に向けて、新しいことに取り組みたい季節。
リビングの整理収納をリセットしたい!
という方も多いことでしょう。

リビングの整理収納は、
「ピンポイント解決メソッド」でうまく片付きます。
なぜなら、リビングは、いろいろな家のエリアの寄せ集めなので、
片付かない理由をピンポイントで、攻めていけばいいからです。

「ピンポイント解決メソッド」とは、
リビングのエリアごとに注目して分解し、
散らかっている理由を観察しながら、対策を立てて、
片付けていく方法です。

 
たとえば、ソファーはくつろぎスポット。寝室との使い分けに注目するエリア。
ダイニングテーブルは、キッチンとの動線を重視するエリア。
本棚は、その人らしい書斎としての使い方に、焦点を合わせるエリア。

「リビングが片付かない」という大きなくくりでみると、
片付かない理由がよくわかりません。
それで、どこから手をつけていいのか、わからなくなります。
そのご家庭のエリアとしての散らかる理由と、使い方をよく見て
具体的に片付けていくと、結果的にうまくいくこと多くなります。

たとえ、リビング全体が片付いていなかったとしても、
細かく分解して考えると、片付くきっかけになります。
入り口さえわかれば、少しずつ片付けていくことが、
できるようになっていきます。

 
先日、とあるご家庭で、片付けをしていたときのことです。
「算数が苦手」だったというお子さんが、
算数の成績が上がってきたという話で盛り上がりました。

ひとことに「算数が苦手」と言っても、いろいろあります。
計算問題が苦手なのか。
文章題が苦手なのか。
図形が苦手なのか。

もし、この3つのうち、
計算が苦手だとわかったら、どうすればいいでしょうか。
繰り上がりがよくわからないのか、
四則が混ざっているとわからなくなるのか、
単位が違っているときだけ、間違えるのか…。

「算数」という大きなくくりでみてしまうと、
単なる苦手意識が先立ちますが、
細かく分解していくと、ピンポイントで解決すればいいのですね。

 
このご家庭のお子さんは、このピンポイントの方式で現状を分析し、
少しずつ計算間違いが減ってきたそうです。
そして、算数全体の成績が、少しずつ上がってきたとのことでした。

片付けも、よく似ていますね!!

とくに、リビングの整理収納・片付けにあてはまる
考え方ではないでしょうか。


リビングは、家の中でも、一番の片付けの難所の1つ。

落ち着いて、現状をみていくことが、
片付けへ、一歩踏み出すチャンス!
ぜひ、ご一緒に、片付けるきっかけをつかみましょう。

片づきますように。

 

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

 

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