あわただしいですね。
実は、忙しい時こそ、片付けのチャンス。
なぜなら、自分に必要なモノかどうかを見極める時間が
忙しければ忙しいほど、短くなるからです。
決断がはやくなり、片付けのスピードアップが進みます。
たとえば、
今年、1回も着なかった、ブランドもののセーター。
とっておくかどうかを、イメージしてみましょう。
そのセーターの肘のあたりに、少し毛玉がついています。
さらに、若干のシミがあったとします。
「ブランドものだし、高かったし…
シミぬきして、毛玉取りをかければ、来年、着れるかも」と、
一瞬、思うかもしれません。
ここで、もう一度、よくイメージしてみましょう。
しみ抜きして、毛玉取りをかけて、
きれいに洗って、たたんで、
虫がつかないように保管する手間をかけたとして、
来年、あなたは、必ずこのセーターを、着るでしょうか?
テマヒマかけて、狭いクローゼットの中で、保管しておいても、
色やデザインは、古くなっていないでしょうか?
もし、今のあなたに、
しみ抜きと、毛玉取りをする手間をかける時間がないのなら、
さらに、デザインも、来年ぜひ着たいと思うようなものでないのなら、
片付けのチャンスです!!
手放したり、捨ててスペースを活かしたりすることを、
検討してみては、いかがでしょうか。
きっと、新しい流行のデザインのセーターを、
来年買った方がいいと思う方も、
多いことでしょう。
忙しいと、手間をかけられない分、
捨てなかった場合にかかる手間をイメージすると、
モノを選ぶ基準がクリアになってくるのです。
かくいう私は、
使いかけだけど、端がよれてしまっているので、
マスキングテープで直して使おうかな、と思っていたノートを処分。
デコする時間はありませんし、使いかけのノートで
新しことを始めようとしても、気分もあがりません。
ほかにも、
途中までしか読んでない本を30冊以上処分。
おもしろくないので、積読状態になっているわけですから。
たぶん時間があれば、
もっと読みたい本を読んでいる自分が、浮かんできたからです。
モノを持って保管した後まで、
イメージすることは、とても大切ですね。
忙しい時ほどモノは捨てられます。
忙しいという、片付けのチャンスを活かして、
忙しさを快適さに変えていけると、素晴らしいですね。