年末お片付け、進んでいますか?
昨日のとある現場での一コマ。
きれいな食器棚に、きちんとおさめられていた、
素敵な塗りのお椀がありました。
けれども、数年来、使われたことがなかったので、
モノとしての輝きはありませんでした。
これ捨てようかな?また使うかな?と悩んだ末、
その方は、うまく手放すことに、成功しました。
捨てるきっかけになったのは、
「また必要だったら、その時、また買えばいい」というフレーズ。
なんだか、消費社会を象徴したようなフレーズですね。
でも、すぐにモノが買える世の中であるのは、
ゆるぎない事実。
また買えると思えば、
たいていのモノは手放すことができます。
手放したあとは、
空いたスペースを活かすことができますね。
そのほうが、よっぽど、前向きです。
「また買えばいい」と思って手放しても、
同じようなモノを買うということは、
ほとんどありません。
もともと、使っていなかったモノなのですから!
この場合の、「また買えばいい」は、
ムダな買い物をするという意味ではなく、
ムダなモノを持たないための、
前向きな儀式のようなもの。
ポジィティブシンキングのようなものですね。
捨てられなくて悩んだら、
押してダメなら引いてみる、の理論で、
逆説的に、「また買えばいい」と、
となえてみましょう。
少しずつでもいいので、なにかしら、手放すものが出るのは、
気持ちイイですよ。
モノを手放して、
スッキリ快適を、味わっていきましょう。