捨てられないモノって、大人、子どもに限らず、
いろいろあります。
けれども、大人と子どもの捨てられないモノの違いは何でしょうか?
大人は、
値段が高かった、
ブランド品だから、
という理由で、捨てられないモノが、結構あります。
一方、
小さな子どもには、値段という概念がまだ芽生えていないので、
純粋に、自分の好き嫌いで、
持ちたいモノ、使いたいモノが決まってきます。
子どもにとっては、「捨てられない」というよりも、
お気に入りの度合いが、大人と比べて、高いのかもしれませんね。
ですから、
大人が大枚をはたいて買った高級な知育玩具に目もくれず、
大人からみたら、すぐに捨てられそうな安っぽいタオルや、紙の切れ端、
どこにでもある簡単なボールでも、お気に入りだったりします。
見方によっては、
この時期の子どものほうが、大人よりも、自分の軸がはっきりあると
言えるのかもしれません。
今だけの自分軸を
尊重したうえで、大事にモノを使うことを
覚えてほしいものです。
時には、片付けやモノの整理収納の場面で、
大人が子どもに歩み寄って、
子どもの世間体にとらわれない価値観を見習うことがあっても
いいかもしれませんね。