リビングの片付けは、スイスのイメージでとらえると、
うまくいきます。
家の中で「中立国」のイメージをもつことで、
リビングが中立的な「エリア」になるからです。
スイスは、狭い国土にもかかわらず、
永世中立国として「平和」を保っています。
原則として、どこかの国だけ特別扱いをすることはありません。
家族はみんなが、
中立的に、平等に、
リビングを共有していると考えられるようになれば、
誰かだけ、特別扱いすることもなくなります。
家族の力関係も平等になり、
家族同士が気遣うようになりますね。
みんなが集まるリビングにはふさわしい考え方です。
わざわざ確認する必要はないのかもしれませんが、
当たり前だけど、実は一番難しいこと。
意識していくことがポイントですね。
狭いリビングをスイスだと思えば、
家族の誰かのモノがふえすぎた時は、
「ここはみんなの場所だから」と、
話し合うこともできますね。
誰かひとり、決まった人だけ片付けなければいけない、
という気持ちが減ります。
「いつもリビングの片付けばかりしている」
と感じているママさんにとっては、
これだけで、気持ちが軽くなり、
荷物を下ろした気分になるかもしれません。
リビング全体が難しければ、
ダイニングテーブルの上だけを、「小さいスイス」にすれば
家族も協力してくれるように、少しずつなるかもしれません。
家族は世界の縮図!
いろんな目線で片付けを愉しんでいけるといいですね。