リビングの片付けは、
書類整理が決め手です。
その理由は、
書類は、ほかのモノとは違う、「しまい方」に特徴があるからです。
たとえば、脱いだ服はクローゼットへ、
家の鍵などは、もとにあった場所に戻せば、
基本的に収納はおしまいです。
けれども、
書類は、しまうまでに、もうひと手間かかります。
たとえば封書の場合…
封を開けて、中身を出します。
すると請求書などの必要なモノは1枚ぐらいで、
残りは不要な情報だったりすることがほとんどです。
つまり、封を開けた直後や、書類を手にした瞬間に、
必要なモノを「収納」する作業と
不要なモノを「捨てる」作業が出てきます。
この「ひと手間」が面倒になり、ダイニングテーブルなどに
置きっぱなしになることが多いようです。
しかも、中身を開けたDMのようなものが、
ダイニングテーブルの上に置かれていると、
磁石のように、読み終わった新聞や、雑誌などを吸い寄せて、
「散らかった感」を演出してくれます。
…ちょっと手ごわい「困ったちゃん」ですね。
ひと手間の作業を、できるだけ短い時間にできるようになれば、
片付けがはやくなります。
リビングの片付けは、書類整理が決め手なのですね。
瞬間瞬間を大切にして、
コツをつかんでいけば、だんだんラクに付き合えるようになってきます。