知ってトクする!新「8割収納」メソッド

よく腹八分目といいますね。
そうは言っても、
好きなデザートが出てくると、つい食べてしまいます。

けれども、健康のためには、腹八分目が基本ですね。

 

収納も同じ。
わかっているけど、素敵なモノがあるとつい買って、
詰め込んでしまう。

食べ物も、
部屋のモノも、
なにもかもがあふれている
豊かな時代に生きている私たち。
人生は限りがあるのだから、
いかに選んだものを食べて、好きなモノを使い切るかが、
幸せに生きるための大きな要素になっているといっても、
過言ではないでしょう。

 
同じテーブルで、家族や友人がおいしそうに
デザートのケーキを食べ始めました。
お腹いっぱいだとしたら、あなたはがまんできますか?

「腹8分目しか食べないことにしているので、
ケーキは食べない」
と言えるあなたは、きっとダイエット名人。
8割収納もOkでしょう。

「今だけだから」「今日は特別」だと思って、
誘惑に負けて食べちゃう人は、ある意味、人間らしいとも言えますね。
でも……8割収納もダイエットも危険信号。

そういう人は、
周りの人の「これ便利」「これあげる」「ハヤリモノ」に
ひょっとしたら、弱いのかもしれません。
モノが増えてしまっているかもしれません。

できる限り自分のために、
食べ物もモノも「8割の原則」を守るのが理想ですね。
できなくても、がんばりましょう、というのが、
収納の王道。
整理収納に少しでも興味のある方なら、
わかりきっている8割収納のルール。

 

でも、つい食べちゃう、つい詰め込んじゃう人は
8割収納にたどり着けないのでしょうか?
無理やりするダイエット以外、道はないのでしょうか。

 

実は、多くの人が気がついていないかもしれない、
もう一つの選択肢があります。

そう、「第三の道」。
「8.5割収納にする」という選択肢です。

8.5という数字に大きな意味はなく、
8.2割収納でも、8.6割収納でもいいのですが、
8割よりも少しモノを多く持っても、ヨシとします。
要するに、デザートが来たら、
少し食べて残す
ということです。
全部食べきってお腹パンパンにしないということです。
あるいは、最後にデザートが出てくるのがわかっていたら、
メインメニューのお肉やおさかなを残すというのもアリです。

食べたら、家に帰ってジョギングしたり、、
ダンベル体操をするなりして、食べた分だけ落とせばいいのですね。
あるいは、次の日の食事量を減らすのもありですね。
いろいろな方法がありますね。

 

8割収納にすると、
出し入れがスムーズで、持っているモノの総量も見えて
言うことなしです。

つまり、
多く収納してしまったら、
全体でバランスをとって
8割におさめればいいのです。

たとえば、靴をたくさんほしい人がいれば、
本や食器を減らして、
収納するスペースをつくる方法です。
モノの総量と家全体のスペースで考えます。

 

あるいは、今使っている棚の置き場所をかえて、
置き方を縦置きから横置きにしたら、今までよりも割増しの収納が
できるようになるかもしれません。
知恵を使うということですね。
コンピュータのシステムのように、1か0かでとらえたり、
YESかNOかでとらえたり、
○か×か、
白か黒かでとらえるのでなく、
中間の道を探ってみるというのは、
人生の処世術のようなものです。
食べたいケーキを我慢する人生はつらいですよ。
そこそこ食べて、しかも8割収納を目指す方法を、
自分のライフスタイルの中から、探してみてはいかがでしょう。
ケーキは食べるけれど、甘いジュースは飲まない、
靴は買うけど、食器は少ししか持たないとか、
自分なりの、優先順位をクリアにしていきましょう。

優先順位がはっきりしてくれば、
おなじテーブルでケーキを食べている人を見ても、
そんなに好きなケーキじゃなかったり、おなかがいっぱいだったりしたら、
食べようと思わなくなるでしょう。
みんなが持っているものを、欲しいなあと思うことが減ってきます。
ケーキを食べたい自分、
モノを欲しいと思うご自分としっかり向き合って、
あなただけのオリジナルの
「第三の道」をみつけてくださいね。

あきらめないで、ご自分のペースでぜひ!

片づきますように。

実家片づけ整理協会   渡部亜矢

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