「実家の片づけ」と医者が家族を治療しないこととの意外な共通点

親の家の片づけ

お医者さんの身内の治療に共通する 意外なこと

これから帰省して、実家の片づけをしようと思っても、億劫だなと思っている人も、多いのではないでしょうか。

物を片づけるというのも、暑くて面倒ですが、それ以上に、身内である親と話しをするのが面倒、というのがあります。

 

 

親だからこそ、つい老後のことが心配で怒ってしまったり、冷静な判断ができなくなってしまうことがあるのです。

片づけたあとも、あれはああすればよかったのではないか、このほうがいいのではないかと、心優しい子世代ほど、思いを巡らし、逡巡するのです。

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多くのお医者さんは、身内を直接、手術しないといわれます。

必要以上に緊張したり、冷静な判断ができなくなってしまうからだそうです。

 

実際には、つい親だからこそ分かってほしいと思ったり、怒ってしまうことも、仕事だと思って接することで、実家の片づけが、うまくいくことが多いのです。

 

会話の仕方、物の選び方など、うまく親のいうことを聞き流すなどしていくスキルも、仕事だと思えば、多くのビジネスマンなら、できることが多いのです。

 

 

そのことについて、いろいろと突き詰めていくと、実家の片づけと同じだということがわかります。

 

お医者さんの多くは、自分が一番、信用できる人を選び、見守りながら手術を任せるのだそうです。

 

ある程度、距離をとり、多少冷たいといわれながらも、突き放して考えることで、客観的な視野を保ち、いい仕事につながるというのは、医者に限ったことではないでしょう。

 

実家の片づけも、本当に困ったら、信頼できる片づけ業者に、ピンポイントで頼み、メンタルな部分に子世代は徹するというのは、プラスに働くということが言えるではないでしょうか。

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ただ、自分が医者なら同じ職業である医者のことを選ぶだけの眼力や知力があるのかもしれません。

 

そうはいっても、実家の片づけの場合は、ほかの仕事をしている人が、まったくわかならないからこそ、片づけの専門家を選ばなければいけないという「難しさ」があるのでしょう。

そこは、まずは学んでいくことで、身に着けていける術はあるでしょう。

 

病気が、早期発見、早期治療が大切なように、実家の片づけも、親が元気なうちに着手することで、その後の生活の質がかわってくるのです。

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どうしもようなく散らかりやゴミ屋敷化が進んでしまうと、医者の立場である業者も、大掛かりになことをしなければいけなくなり、周りにも迷惑がかかるのです。

なによりも、親自身が高齢になってきて、つらい思いをします。

子世代も、自分を責めたり、つらい思いをするのです。

 

 

そうならないためにも、実家の片づけのスキルをある程度、子世代のほうが把握し、親が元気なうちに、会話をしながら片づけていくことが、親孝行になっていくのかもしれません。

 

結果として、効率的に片付き、子世代が一番得をするということになるのです。

 

困った部分をピンポイントに専門家に任せていくことが、効率的に片付き、今の生活をよくしていく近道なのかもしれないのです。

 

ぜひ、この夏、簡単なことから実家の片づけを始めてみてはいかがでしょうか。(渡部亜矢)

 

実家片づけ整理協会

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