通販の買い物の失敗歴と実家の片付け

通販の買い物の失敗歴と実家の片付け

2017年06月05日

 

いまはネットで何でも買い物ができる時代となりました。

おおむね50代以下は、通販でカタログを見るというよりは、ぐぐってひまつぶし。
あるいは気分でぽちっと買い物をしてしまう方が多いのではないでしょうか。

親世代、ネットが使えない世代は、ぐぐるという概念はなく、チャンネルを“回す”(チャンネルを変えるのではない時代はこういっていました)ぐらい。それも、民放入れてせいぜい10チャンネルぐらいでしょうか。ネットと違い、キーワードを入れる作業もなく、ひたすら情報を受け取るのみで、選択肢はそんなにはありません。

でも親世代は、周りの人と「同じ物を持つ」「同じような幸せを共有する」という、いい意味で協調性が第一の時代を生きて、高度経済成長を支えてくれたのです。
隣の人が持っているから、みんなが持っているから同じものはがほしい!となるのは、むしろ当然なのです。

 

ネットは自分ではぐぐって調べて、選んで買い物をしている気分にはなります。
いまはAIが進んでいるので、一度閲覧した好みのものを、あれでもか、これでもかとしつこく宣伝してきます。だから、自分ではなにかを選び取っているようで、選んでいるようで選んでいない、選んでいるようで選ばされている時代です。
同じような考え方、同じようにいいねと言ってくれるグループに、知らず知らずのうちに、はいってしまっているのです。
どちらも主体的に買い物をしていない可能性があるのです。
決して、親世代を「すぐ周りの人に流されて買っちゃうんだから」と、カンタンに批判しても通じないですし、ケンカになるだけで、説得はできないのです。

私はいろいろなブログや媒体に書いていますが、実家の片付けの基本は、納得のみです。
説得は無理なのです。

ある方のキッチンのお片付けの場面の話です。

高齢の親に向かって、「こんな物買って!」と怒る娘さんがいらっしゃいました。
通販カタログで不必要なカニ缶をたくさん買って、もったいなくて食べていないまま10年経っていたのです。

本当にカニが好きだったら一瞬で食べちゃうことでしょう。そうではなく、日ごろカニを食べる習慣がないからこそ、もったいなかったんだろうと思います。

カニ缶、高かったことでしょう。
もったいなくて食べずにとっておいた親御さんの気持ちも、食べずに賞味期限を切れていることに怒る娘さんの気持ちもわかります。

かくゆう娘さんはというと、「便利キッチングッズ」を買いすぎていると親御さんは怒っていました。
この娘さん、ダイエットのためにいろんな種類のスムージーをつくるため、ジューサー、ブレンダー、ヨーグルトをつくるマシン、外国製のフードカッターなど買い込んでいて、使っていなかったのです。親御さんの言い分も無理もないなという感じです。

どちらも買う前に、「こういう物を買おうと思う」とひとこと話しあうことをお勧めしました。
話すだけで互いにコミュニケーションがすすみ、結構ストレス解消になるのです。

これと似たようなアレがあったでしょ、カニ缶20缶も食べないでしょ、という指摘も互いに受けられます。
ないより高齢者は、やさしい電話口の通販のお姉さんとの会話に、ほっとしているのであって、そんなに欲しくない門を買っているかもしれないのです。
娘さんや息子さんが話し合い手として存在するだけで、余計なものを買うのを防げることもあります。

それでも買ってしまい、通販の買い物に失敗したなと思ったら、すぐに返品することです。
返品の送料がたとえ800円かかっても、ムダにすてるよりよっぽどお得です。

かくいう私も、たくさん通販で服を買い、失敗しています。(スタイルのいい外人が着ているのですから、似合わないのは当たり前なんですよね。)
最近は、よく考えてから買い、少しでも違和感があればすぐに返品します。

返品は、高齢者にとってめんどくさいかもしれません。
ぜひ子世代が手伝ってください。
でもやってみると簡単です。パッケージがあれば宛名をかいて、宅配便に電話するぐらいですみます。
時間がたつほど面倒になりますから、クイックリターンで、やってしまいましょう。

一度でも返品すると、返品のハードルが下がりますが、それ以前に、そのめんどくささを感じて、次からよく考えてから買うようになります。

意外にも、通販の失敗歴は、実家の片づけの歴史と重なります。
片づけなければ、通販の買い物に失敗しているということさえも気が付かないからです。

自分に必要かどうかよく考えて、主体的に買い物をしていく姿勢を、子世代の側も伝えて、一緒に買い物をしていけるといいですね。

~まとめ~

片づいた実家にするための秘訣の一つは、買いすぎを防ぐこと。

そのためには親子で日ごろから買う前に会話をする。

これだけで防げます。

あなた自身も、口で言うだけでは親御さんを納得へと導きませんから、自然に買い物をするときにはブレーキがかかるようになります。自宅も片づいてきて、お得です^^

片づきますように(渡部亜矢)。

親にどう切り出す? どこから手を付ける?
実家の片づけお役立ち情報サイトはこちら

無料メルマガ登録  片付く情報・講座情報をお届けします

  夜間・緊急土日コースもあります
 実家が片づく認定講座・講師への最短コース